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「虚偽申請はネズミ講みたいに広がった」
「大祈も東南アジアに行っていましたが、仕事がうまくいかず、給付金詐欺に手を出したようです。身近な友人から始まり、虚偽申請はネズミ講みたいに凄い勢いで広がった。そのボスが彼の親父だったんです。儲けは全て親父が持っていったようでした」
光弘らの詐欺は20年8月、持続化給付金事務局が警視庁に相談して発覚。その2カ月後、光弘は共犯の家族をほっぽり出し、海外逃亡を図ったのだった。
このほか、過去のもう一つの詐欺事件、コロナ給付金詐欺の手口、一攫千金を目論んだビジネスなど、雑誌には掲載していない“詐欺家族”が歩んだ道程を「週刊文春 電子版」で詳報している。
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