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「払わせた家賃は総額1560万円」13年で7人の彼女の家に転がり込んだ、非モテ31歳早大卒男性は「ヒモ」か「主夫」か

source : 提携メディア

genre : ライフ, ライフスタイル, 社会, 働き方

2021年にプレジデントオンラインで配信した人気記事から、いま読み直したい「編集部セレクション」をお届けします――。(初公開日:2021年7月16日)

1989年生まれのふみくんは、自身は働かず彼女に生活費を負担してもらう「ヒモ」生活を13年間続けている。なぜ働かないのか。ふみくん『超プロヒモ理論 浮いた家賃は1000万、寄生生活13年の逃げきり幸福論』(二見書房)から一部をお届けしよう――。

予想外のコメント「こいつはヒモとは呼べない」

浮かせた家賃は1000万円超。衣服などの生活必需品から仕事で使うパソコン、ゲーム機の娯楽品に至るまで、そのほとんどは女性からのもらいもの。

ヒモ生活の記事が発表された時には、『これは主夫』の言葉も。多くが肯定的なコメントだったことに自分自身が驚きましたふみくん(写真=筆者提供)

僕は人生で一度も会社に勤めたことがなく、早稲田大学在学中からこれまでずっと女性に助けられて生きながらえてきた「ヒモ」です。

しかも「お前の生活態度はクズだから特集を組もう」と知り合いのライターさんにいわれてはじめて「ヒモ」を自覚したので、いわば「ナチュラルボーンヒモ」、よりタチの悪いヒモでもあるのでしょう。

そのライターさんが書いてくれた僕のヒモ生活の記事がYahoo!ニュースで発表され、どんな罵詈雑言が浴びせられているのか、おそるおそるコメント欄をのぞいたら、

「こいつはヒモとは呼べない」
「これは主夫」

など、予想に反して肯定的なコメントが多く、僕はますます自分が何者なのか混乱することになりました。

ヒモになった経緯やなぜ彼女が変わってもヒモ生活を送ることができるのか、これまでの例も出しつつ長い自己紹介をしようと考えているのですが……。

そもそも「ヒモ」とは、「プロヒモ」とはいったいなんでしょうか?

家事はするが、主夫ではない

大前提としてこの記事における「ヒモ(僕の場合)」を定義することにします。

大辞林第三版によれば「ヒモ」とは、

女を働かせ金品をみつがせている情夫を俗にいう語

だそうです。

僕は「同棲する彼女の給料で家賃を払って借りる家」に転がりこんで生きています。

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