文春オンライン
ハンマーで愛車のドアをブッ叩くのは当たり前! 「この車しか知らない」と語る男性の異常すぎる“ジムニー愛”に迫る

ハンマーで愛車のドアをブッ叩くのは当たり前! 「この車しか知らない」と語る男性の異常すぎる“ジムニー愛”に迫る

横転上等! 豪快オフローダーの素顔 #1

2022/07/22
note

 河原に林道、崖に沼……常人であれば迂回する「悪路」も、四駆乗りにとっては絶好の遊び場だ。道なき道を踏破することに心血を注ぐ、酔狂なオフローダー達の素顔とは!?

ジムニーが「人生の相棒」に

 子どもの頃からオフロード系の車が好きで、18歳で免許を取ってすぐにジムニーを買いました。それから8年間ジムニー一筋で、もうこれで4台目。この車しか知らないんですよ。

8年間で4台のジムニーを乗り継ぐ「たま」さん

 なんと言うか、ジムニーは乗れば乗るほどハマってしまう魅力があるんですよね。どんな道でも走れる頼もしさもありますし、高額な車ではないので、アウトドアのギアとして手軽に使える道具感も、愛着につながっているんだと思います。

ADVERTISEMENT

 パーツも豊富で、手軽に自分だけの仕様にできることも魅力ですね。これまでの改造費はトータルで100万円くらいになると思うんですが、乗り替える時に使い回せるところは流用しているので、そこまで負担感はないですね。週末の楽しみが増えると思えば、それほど悪くないんじゃないかと思います。

今回初めて、軽から普通車のジムニーに乗り替えた

 実は、さっき走っている時、岩に乗り上げてしまったんですよ。助手席のステップがかなり凹んで、ドアがちゃんと閉まらなくなって。なのでこれから、ハンマーで叩いて閉まるように直していきます。

岩に乗り上げ曲がったステップをハンマーで直していく

 やっぱりオフロードをやっていると、横転したり乗り上げたりっていうケースは珍しくないので、応急措置として自分で板金することも結構ありますね。こうやってキャンプ用のハンマーやバールを使えば、ざっくりと形は戻せますし、ジムニーは汚れてナンボってところがありますからね。

どうにかドアが閉まるように

 走っていてヒヤッとすることも多いですけど、それよりも「楽しい」というのが上回っちゃいますね。「最終的に車はどうなってもいいから、この瞬間を楽しもう」という気持ちでやっています。車と一蓮托生と言いますか、自分と車のリスクを顧みないのはオフローダーの特徴かもしれないですね。

 自分の場合、このジムニーが移動の足になっていて、通勤にも使っています。乗り替える度にジムニーなので、毎回「また同じ型?」とか、「何が変わったの?」なんて聞かれますね。理解はされませんけど、「好きなんだね」くらいに思われている感じですね。

これからも「ジムニー一筋」を貫く意向だという

 免許を取ってから、ジムニーが人生の相棒のようになっているので、これからもジムニー以外は考えられないですね。一回乗ってしまうと、魅力に取り憑かれて手放せなくなる車だと思います。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

ハンマーで愛車のドアをブッ叩くのは当たり前! 「この車しか知らない」と語る男性の異常すぎる“ジムニー愛”に迫る

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー

関連記事