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CDは役割を終えてしまったのか?ミュージシャンが振り返る「コンパクトディスク」の現在

2022/08/03

source : 提携メディア

genre : エンタメ, 音楽

 

定額で聴き放題の音楽配信サービス=サブスクリプションが浸透し、実体を伴ったフィジカルとしてはレコードやカセットテープの人気に押され気味の「CD(コンパクトディスク)」。

2022年9月14日、通算10枚目のアルバム『Island CD』をCDでリリースするホフディラン。そのメンバーで、かつて「Compact Disc」という楽曲の作詞・作曲を手がけた小宮山雄飛が、自身の体験を交えつつ、1982年に誕生したCDという音楽メディアの本質に迫る。

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「CDはそのうちなくなる」と言われつづけて10年

9月14日にホフディランがニューアルバムを出します!

僕はここ数年アルバムを発表するたびに「CD(=フィジカル)で作品を出すのはこれが最後になるかもな……」と思っていたので、2022年にまだCDという形あるもので世に作品を出せるというのは、とてもうれしいことです。

「CDはそのうちなくなる」と言われつづけて、はや10年以上。意外とまだ残っているCD。でもやっぱり、この先とても心配なCD。アルバム発売を機に、そんなCDについて改めて考えてみたいと思います。

なお、CDを語るという都合上、ここまでもそうですが、これからも文章の中にCDという2文字がやたらと出てきます。なんか落ち着いて文章全体を眺めてみると、日本語の文章の中に、そこだけアルファベットでCDという文字が異常にたくさんあって、ちょっと気持ち悪いというか、CD酔いしちゃいそうな記事ですが、それ気にし始めると、ホントにゾワゾワしてきますから、気にせずに読み進んでくださいね。

できるだけその2文字を使わないようにがんばりますから(それも本末転倒だな)。

というわけで、あの円盤型で、光が反射して、音楽のデータが入ってて、ベランダに吊るしておくとカラスとかの鳥が怖がって寄ってこないともいわれているアレについてですが。って、毎回こんな感じに書くと、文章がかなり長くなっちゃいますね。こんな長い説明をCDというたった2文字に省略できるなんて、やっぱりCDってすごいですね。

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