そうなると、商品にも「洗いやすさ」が求められます。日本人の感覚では「まさか」と思うものが、実際の商品選択の基準になることがあるのです。
そのほか、国や商品によっては、教会などの宗教組織が重要な顧客や卸先になることも十分にあり得ます。つまり、宗教という切り口が販路拡大に直結する要素にもなりうるのです。
宗教は私たち日本人にとっては不慣れな部分が多く、どう対峙(たいじ)したらいいのか戸惑うと思います。ただ、国によっては商品開発から広告の表現まで、宗教は避けて通れません。
久保山 浩気(くぼやま・こうき)
ブランドコンサルタント/balconia balconia Shanghai ltd. 総経理
IMJ(現アクセンチュア)の事業部長として、日本のデジタルマーケティングに従事。その後、米系ブランディングファームのアカウンティングディレクターとして、米国のブランディング・マーケティングを経験。2015年より上海在住。balconiaには2017年の創業メンバーとして参画し、東京法人の戦略チーム、クリエイティブチームの管掌、および香港・上海法人の代表を務める。
ブランドコンサルタント/balconia balconia Shanghai ltd. 総経理
IMJ(現アクセンチュア)の事業部長として、日本のデジタルマーケティングに従事。その後、米系ブランディングファームのアカウンティングディレクターとして、米国のブランディング・マーケティングを経験。2015年より上海在住。balconiaには2017年の創業メンバーとして参画し、東京法人の戦略チーム、クリエイティブチームの管掌、および香港・上海法人の代表を務める。
