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「たった1日でも高い抗うつ効果が期待できる」夏休みが取れたら真っ先にやるべき3つのこと

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genre : ライフ, ライフスタイル, ヘルス, 働き方

たった1日の夏休みでも仕事で溜めたストレスを発散し、リフレッシュすることは可能なのか。外資系企業で産業医を務める武神健之さんは「時間を区切り、空間を区切り、さらに五感を区切ることにより、気分転換や抗うつ効果が期待できる」という――。

たった1日の夏休みに真っ先にやるべき「抑うつ対策」とは

皆様はどのような夏休みをお過ごしですか。

私のクライアントでは、多くの社員さんたちは、3年ぶりの夏休み旅行や帰省を計画していたようです。しかし、新型コロナウイルス感染症の第7波を受けて計画を続行する人、取りやめる人さまざまです。

私は最近の産業医面談で、人々の働き方だけでなく、休みの時間(=仕事以外のプライベート時間)においても、以前にも増した多様性の気配を感じています。

このような中、たった1日でも夏休みを取れたら、気分転換になり抗うつ効果が高い1日となるように、真っ先にやるべきことについて、今回は3つ書かせていただきます。少しでもお役に立てば光栄です。

それは、時間を区切り、空間を区切り、さらに五感を区切ることにより、緊張という日々の感情を上手に断ち切ることです。

写真=iStock.com/gyro ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/gyro

人は無意識でも日々緊張している

働く人の多くは、職場の人間関係や仕事の質や量など特定のストレス原因がなくても、無意識ながらも日々緊張を感じながら過ごしています。この緊張感を上手に緩めることができないと自律神経のバランスを壊したり、メンタルヘルス不調になってしまうのです。

このような緊張感に上手に対処するためには、自分の緊張した気持ちを弛緩(しかん)(リラックス)させる必要があります。そのために有効なのが、上記の3つの区切り方です。以下、区切る方法を順番に見ていきましょう。

方法1:時間を区切る

時間を区切るという習慣は、実は誰もが日常的にやっていることでもあります。意識するしないにかかわらず、日中働いている人であれば、昼食時にはランチタイムと称して時間を区切っていますし、コーヒーやお茶を飲むなど、休憩を挟むケースもあるでしょう。このように時間を区切ることで、仕事の緊張感を一時的に解きほぐすことをすでに多くの人は無意識にできているのです。

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