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五感を通じて緊張感を区切ることは、多くの方が少なからず、やっているのではないでしょうか。ここで紹介した習慣をすでにお持ちであれば、今後はよりいっそう意識的に、自分の緊張を区切り和らげ、自分のコンディションをいい状態に保つために、日常生活の中でも、緊張感で体がこわばってしまう前にやってみてください。

以上、たった1日の夏休みでも、抗うつ効果が高い過ごし方、それは、日常生活の緊張感を区切ることでした。そのための3つのポイントについて述べました。

私なら「ハイキング」か「サ活」で1日の夏休みを満喫する

産業医の私がたった1日の夏休みしかなかったら、私なら、山に軽いハイキングに行くか、サ活に行くでしょう。

山に行けば、長い時間仕事から離れることになります。日常生活からの距離をとり、緑に囲まれ、いい景色を見て、森の音を聞き、土や植物の匂いをかぎ、太陽の光を肌で感じ、そして、下山後に山の幸をいただけば、五感全てを通じて、非日常を味わうことができます。もし、雨が降ったときは、サウナに行きます。外界から閉ざされたサウナで特有の匂いを嗅ぎ、熱くて汗をかき、水風呂で体を冷やし、身体を整え、最後はサウナ飯でしめれば、これも五感全てで緊張から解放されます。いかがでしょうか。

3月に新型コロナウイルス感染症に対するまん延防止等重点措置が終了し、新型コロナ感染症によるさまざまな制限から解放された夏休みを迎えようとした日本の夏。オミクロン株BA.5の急速な流行により、日本では1日の新型コロナ感染症患者発生数が日々最多を更新しています。

私のクライアントでは、引き続き週5日の出社を求める会社、当面在宅勤務可能とした会社、週数日の出社をゆるく求める会社などさまざまです。ワーケーションという言葉も出てきているように、働き方も、休み方も、今後はますます多様性が出てくると思われます。

在宅勤務を、息が詰まると表現する人もいます。出勤や出社という環境の変化がない中で、1日ずっと同じ空間にいるため、オンとオフの区別、メリハリや気分転換ができないと緊張感が上手に抜けず、疲労が溜まってしまいます。