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私の住む藤沢市と隣接する鎌倉市は狭い道が多く、近所を走るときはアイのほうが圧倒的に便利なため、日常的にはアイを使う機会が多い。このアイの代替車として、サクラをシミュレーションしてみたい。

エアコン使用、渋滞で走行可能距離が大きく減少

初日は横浜にある日産自動車でサクラを借り入れ、ひとまず自宅まで走ることとした。受け取ったときの充電量は100%で、走行可能距離は159kmと表示されていた。

しかしその日は最高気温33.6℃を記録した真夏日であり、A/Cボタンに手を伸ばした。ボタンを押した瞬間、走行可能距離は129kmと一気に30kmも減少したのである。

ルートは高速を使わず一般道を走行したが、この日は横浜市内も藤沢市内も渋滞が激しく、停車している時間が長かった。こうなるとバッテリーの電気は走行するためではなく、エアコンを動かすためにひたすら消費されることになる。

藤沢の自宅までの走行距離は24.1kmだったが、到着時のバッテリー残量は76%と約4分の1を消費し、残った航続距離は97kmと表示された。電費表示は5.5km/kWhである。

エアコンがオンで渋滞だったとはいえ、軽自動車としては期待を下回る電費だ。その後近くのスーパーへの買い出しに行くなど、通常通りの使い方をして、67%、走行可能距離86kmという状態で1日目を終えた。

自動車専用道は想像以上に快適

続いて2日目は、妻と横浜中華街までランチに出かけることにした。わが家では週末にはよくある外出である。

今回はレストランの予約の時間もあるため、一般道の渋滞を避け横浜新道と首都高速を使って行くことにした。

ここで驚いたのが、自動車専用道でのサクラの快適さである。

BEVだから音が静かで、ガソリン車のアイと比べるとその差は圧倒的だ。そのうえ横浜新道と首都高速横浜線の流れに乗る程度の速度では、まったく不満のないパワーもある。そのうえバッテリーを床下に搭載しているため重心が低く、安定性も申し分ない。軽自動車に乗っているということを忘れてしまう乗り味である。