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アイで遠出をする気にはなれないが、サクラならロングドライブも苦ではなさそうだ。この車には運転支援システムのプロパイロットも装備されていたのでなおさらである。

実際の走行距離は「100km程度」

しかしサクラの航続距離は短い。日産はちょっとサクラの走行性能や装備を実際の想定用途よりよくしすぎたのではないか。もう少しベーシックな仕立てで価格を安くしたほうが実際のニーズにはより合致していたと思う。

ほとんど渋滞がなく、中華街に到着したときのバッテリー残量は47%、電費は7.5km/kWhと前日より大きく向上した。やはりエアコンオンの場合、渋滞の有無は電費に大きく影響するようだ。

家に帰った時点でのバッテリー残量は22%、走行可能距離は38kmであった。前日同様、その後買い物に出かけたり、高齢者施設にいる母親を訪ねたりしたため、この日は最終的にバッテリー残量10%、走行可能距離18kmとなった。

通算走行距離89kmで残り10%なので、この2日間の走行パターンの場合、実際走行できる距離はギリギリ100km行くか行かないかというところだ。

30分の急速充電は12kWh程度

翌日に備え、充電を行うこととした。まだBEVを所有していない私の家には充電設備がない。そこで、最も近いところにある藤沢市役所の急速充電器を使うこととした。ここは数少ない無料で充電できる充電スポットである。

市役所に着くと、なんと充電中の先客がいて、その車の充電が終わるまで10分ほど待つ必要があった。その後充電を開始し、充電完了まで30分待つ必要がある。しかし藤沢市役所内には椅子がたくさんあり、コンビニも併設されているので、飲み物を飲みながらクーラーの効いた空間で快適に待つことができた。

藤沢市役所の急速充電器は44kWの出力で、理論上は30分で最大22kWhの充電が可能だ。サクラのバッテリーは20kWhなので満充電までできそうだが、そうは問屋が卸さない。サクラは最大30kWまでの充電にしか対応していないのだ。従って、どんなに高出力の充電器でも、30分で充電できるのは最大15kWhということになる。