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〈奇跡の50歳〉「私の体を見たい人なんているわけない」42歳で異例のグラビアデビュー…中川祐子が明かした当時の“複雑な心情”

中川祐子さんインタビュー #2

2022/10/30
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自分のことを50歳だと思っていない理由

――珍しいですね。同じものを使う人の方が多い気がします。

中川 いろんなものを使ったほうが、新鮮な気分を味わえるし、内面が若返っていく気がするんですよね。その方法が自分の心と体に合っているから、お肌の調子も良くなっている気がします。

 常に新鮮な刺激を受けて、若々しい気持ちでいる。最近はそれが一番のアンチエイジングなんじゃないかなと思うようになりました。あくまで私の場合は、ですけど。

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若々しさが溢れるグラビアオフショット(中川祐子さんのInstagramより)

――世間から「奇跡の50歳」と呼ばれていることについては、どう思われていますか。

中川 正直そこまで嬉しいと感じないんですよね。もちろん光栄なことなんですけど、自分の中ではあまり年齢を意識しないようにしているんです。だから、自分のことを50歳だと思っていないんですよ。

 そもそも、自分の年齢を気にする人が多すぎると思います。「私は50歳だからこの服はもう着れないわ」とか、「こんな髪型はもう似合わない」とか。でも年齢に関係なく、自分が似合うと感じればそれでいいじゃないですか。年齢で自分を制限してしまうのはもったいないと思いますね。

今後の夢はスーパーボウルのハーフタイムショー出演

――最後に、今後の芸能活動における目標や抱負などを教えていただけますか。

中川 歌うことが大好きで、いつかアメフトのスーパーボウルのハーフタイムショーに出たいと思っています。無謀すぎて笑っちゃいますよね。

 でも夢を大きく持ったほうが、人生のモチベーションが上がるじゃないですか。それに人生は何が起こるかわからない。だから自分がやりたいと感じたことは、挑戦してみたほうがいいと思っていて。周りから「そんなの無理だよ」と言われても、なるべく聞かないようにしています。

 今は歌や踊りを頑張って、いつかハーフタイムショーに出ることを夢に見ながら、毎日を楽しく過ごしていますね。

――グラビアは今後も続けるご予定ですか?

中川 グラビアはもう引退しようと考えています。5作品もDVDを出させていただいて、写真集も出すことができたので、やりきったんじゃないかな、と。それに体もさらに硬くなってきて、ポージングも辛くなってきたんですよね(笑)。

撮影=末永裕樹/文藝春秋

〈奇跡の50歳〉「私の体を見たい人なんているわけない」42歳で異例のグラビアデビュー…中川祐子が明かした当時の“複雑な心情”

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