文春オンライン

2022/10/27

source : 提携メディア

genre : エンタメ

そうですね。もちろんひとりで歩くときもありますけど、「ウォーカーズ・ハイ」って企画をやってて、誰かと歩くこともあります……といっても、私ともうひとりしかいないんですけど(笑)。ちょっと田舎のほうとか、のどかな感じも好きなので、その親友と旅行先で「あそこ行ってみよう」って5〜6時間くらい平気で歩いたりしてます。

 

──途中で道草を食うこともありますか。

しないです。ひたすら歩く! 食べるとしても目的地に着いたときとかですかね。とにかく歩くのが好きだから、全然疲れないんです。

──ひとりで歩くときは、どんなことを考えることが多いですか。

何かを考えるというより、普通に観光しているような気分です。新しい場所に行くと、聞こえる音も違う。ちょっとした歌詞やメロディを思いつくこともありますけど、曲のアイデアを求めているわけでもなく、歩くのが好きで歩いてるだけなんです。

日焼け止めの匂いが呼び寄せる記憶

 

──新しい場所に行ってまず感じるのは音なんですね。

音と……匂いや湿度、気温も土地土地で違うから楽しいです。東京で暮らしていると、朝早くから夜遅くまで、車とか電車の音が途絶えなくて、街を歩いててもイヤホンしていることが多いんです。でも、東京から離れると、風や水の自然の音が聞こえてきたり、「鳥の声ってこんな感じだったな!」って思い出してうれしくなったり。そういうリフレッシュを求めているところはありますね。

──音だけでなく、匂いや空気も感じて、五感で楽しむ。

もともと香りには敏感なんですが、それでもマスクでの生活が当たり前になってからは、外の匂いを忘れてきてて。最近はマスクを外せる機会も増えてきたので、「外ってこんな匂いだったなー!」と思うことが増えて、ますます外の匂いを嗅ぎたくなっていますね(笑)。

 

──この時期は金木犀とかも素敵ですもんね。

そうなんですよ。銀杏とかも「秋の匂いだー!」って感じつつ歩いてます。

──ちなみにどんな匂いが好きですか?