文春オンライン

2022/10/27

source : 提携メディア

genre : エンタメ

そもそも「お笑い」という定義をするには曖昧な、でも立派な文化の中でその年の日本一を決めるという時点で、好みが分かれることは当然なんです。

【祝・キングオブコント2022優勝】ビスケットブラザーズのコントをフル公開!

そんな自分にとって、ビスケットブラザーズさんの紹介VTR「あきらめんな」「笑うことをあきらめるな」という原田(泰雅)さんときんさんふたりからの言葉は、あまりにもスッキリするものでした! しかもそのまま優勝しちゃったんだから、マジかっけー。

確かに、何事も双方が前向きに取り組まないとおもしろいわけないんですよ。私は『キングオブコント』が好きだし、お笑いも劇場にたまに足を運ぶ程度には好きなので、言われてみたらそもそも観る姿勢が前向きだったんだなぁ、と。

楽観的ですみませんと逆に言いたいほど、真剣な眼差しの芸人さんたちを差し置いて、最初から祭り気分でしたから。ポテチも2袋食べて『キングオブコント』観てるんだもん。当然、審査する気ゼロですよ! あんな音の鳴るもの食べて審査するバカいないですよ。

だから今年は、どんな意見を目にしてしまっても「あきらめんな」と思えるから最高! てか、これから全部にそう思ってこ! 最高! 楽しい人生!

ビスケットブラザーズが教えてくれたライフハック、実践し始めてまだ数日ですが、まじ生きやすいです。

しかもこの「あきらめんな」のひと言の何がいいって、相手に全部を投げ打ってないところがいいですよね。設定、顔、動き、ネタの全部がおもしろいから「あきらめんな」なんですよ。

あの感じでめちゃくちゃ歩み寄ってくれているし、歩み寄った結果が棒で追い払ってキラキラリンからのあのファイナルステージなんですよ。笑うに決まってるんだよな……。

私も歌を歌ったり、ラップに挑戦してみたり(今シーズンの『フリースタイルティーチャー』(テレビ朝日)出演中です!)、ラジオをやらせてもらったり、テレビに呼んでいただいたり、こうしてコラムを書いたり……。どの角度でもいいから好きになってくれやと思って活動しています。それもつまり「あきらめんな」だったのかも!

優勝が決まりコメントを求められた原田さんが、劇場の仲間たちに向かって「大阪にはまだまだおもしろい芸人がたくさんいる」と熱いことを言った直後に「えらい差ァついてもぉたな」と放った瞬間も痺れました。

優勝直後に芸人仲間たちの顔が真っ先に浮かぶ人間性と、すぐさまボケる芸人魂。最後の最後まで今年も大笑いでした。

そんなビスケットブラザーズ、実は2年前に『ytv漫才新人賞』でも優勝しています。『M-1グランプリ』も控える年末、まだまだ楽しみなことがいっぱいです!

岡野さんの「パチT」本当に着やすくて便利です

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