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15歳少年が「宗教をやめる」と告げると…壮絶すぎる“母との関係”「神の求めに到達できなくてウツじゃねーか」

15歳少年が「宗教をやめる」と告げると…壮絶すぎる“母との関係”「神の求めに到達できなくてウツじゃねーか」

『「神様」のいる家で育ちました 〜宗教2世な私たち〜』

2022/11/12
©菊池真理子/文藝春秋
©菊池真理子/文藝春秋

 漫画家・菊池真理子さんが上梓した『「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~』(文藝春秋)が大きな反響を呼んでいる。

 宗教的理由によって、病気の治療に薬を使わせてもらえなかったり、人を好きになることを禁じられたり――信仰に幸せを見出す人がいる一方で、とてつもない息苦しさを感じている子どもたちがいる。そして、彼らの悲痛な叫びは、これまで社会から理解されず、見過ごされてきた。

 本作は、菊池さんご自身をふくむ「宗教2世」が育ってきた“家庭内での出来事”を描き出したノンフィクション。ここでは本書より「はじめに」「1話」を抜粋してお届けする。(全2話の1話目/続きを読む

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