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自民党の「点検結果」の中に馬場氏の名前はない
写真が投稿された2013年5月といえば、参院選の投開票の2カ月前。熊本市議、県議を経て、馬場氏が国政に初挑戦して当選したのが、まさにこの年の参院選だった。
「馬場氏は父親も県議会議長を務めた政治一家。家族は妻と2男2女の子沢山です。熊本市議を2期、県議を5期経験した叩き上げで、国政進出を果たしました。初出馬の参院選で、宏池会元会長の古賀誠さんに派閥入りを誘われ、岸田氏も応援に駆けつけた。岸田氏が、菅義偉氏に敗れた2020年の総裁選前には、『岸田会長を何としても総裁に』と熊本岸田会設立に奔走していました」(同前)
馬場氏に、成和会に関する事実関係を書面で尋ねたが、締め切りまでに回答はなかった。統一協会と国会議員との関係について、今年9月に自民党が公表した「点検結果」の中に、馬場氏の名前はない。“政策協定”など自民党と統一教会系団体との親密が関係が浮かび上がる中、国会議員と統一教会系団体の選挙の結びつきがいかなるものだったのか、有権者に対して説明が求められることになりそうだ。
「週刊文春 電子版」では、他に安倍晋三元首相の側近議員だった高鳥修一衆院議員も同様の後援会を設立した事実など自民党議員と統一教会系団体の関係について、さらに詳しく報じている。
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