夏の甲子園出場・聖望学園（埼玉）が“飲酒・喫煙”問題で活動自粛「先生も知っていても注意しないような感じで…」

　野球部員の飲酒喫煙問題は頻発しており、聖望のような強豪校も珍しくはない。2017年には宮城の強豪・仙台育英高校の部員が寮内で飲酒、喫煙していたとして、高野連から6カ月の対外試合禁止処分を受けている。2018年には新潟の日本文理高校の部員が寮で飲酒、喫煙していたことが発覚している。

「真面目な部員も巻き添えを食らっているのがかわいそう」

　多感な高校生という青春時代。同世代の仲間と過ごす寮では、甲子園球児と言えでども、つい羽目を外してしまいたくなってしまうのかもしれない。しかし聖望学園のある生徒はこう憤る。

「飲酒、喫煙せず真面目に野球に取り組んできた部員も、巻き添えを食らって野球をする機会を奪われているのがかわいそうですよね。彼らは野球が人生ですから。問題を起こした生徒は、仲間に多大な迷惑をかけていることを理解できているんでしょうか」

　聖望学園側は生徒に対してすでに処分を下し、高野連も事件は把握しているという。生徒たちにも真摯な反省を望みたい。

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