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「これから厳しい時代がやってきます」…イーロン・マスク氏から週刊文春に届いた“返信の中身”

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「どうしてこんなに非人道的なことができるのか。彼はお金に夢中で人の心を失っている」

 怒りを露わにするのは、突如解雇された米ツイッター社の社員だ。矛先が向うイーロン・マスクCEO(51)に聞くと……。

総資産は27兆円!

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全社員7500人の半数を解雇

 電気自動車「テスラ」や宇宙企業「スペースX」の創業者で世界長者番付1位のイーロン・マスク氏。

「4月にツイッター社の買収を表明し、一時は提案が合意された。しかし、実態のないアカウントやスパムを巡り交渉は平行線に。マスク氏は買収撤回を通知した。両者の訴訟合戦となり二転三転したが最終的にマスク氏が歩み寄る形で買収取引が完了。買収額は440億ドル(約6兆4000億円)です」(経済誌記者)

 CEOに就任したマスク氏は組織改革に着手する。

「9人の取締役を全員解任。さらに全社員7500人の半数を解雇したことを事実上認めました」(同前)

シンク(流し台)を持って本社訪問

「翌朝、レイオフがある」

 冒頭の社員は、サンフランシスコのオフィスで勤務していたと語る。

「11月3日夜に『翌朝、レイオフ(解雇)がある』と書かれたメールが届きました。解雇される場合は私用メールに連絡があり、対象でなかった場合は社用メールに連絡をすると。その直後から社内ツールが全く使えなくなったんです」

 大量解雇は日本法人でも。

「4日午前9時頃に解雇が行われると通知されました。買収前から報道で大量解雇があると聞いており、覚悟はしていた。規模の問題だと思っていたのですが」(日本法人社員)

 同日夕方4時頃、結果を知らせるメールが届いた。