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「彼には大きな欠陥が3つある」メジャー移籍を目指す吉田正尚、スカウトが指摘する不安

吉田にある「3つの大きな欠陥」

 だが別の大リーグ球団スカウトは「彼には大きな欠陥が3つある」と問題点を挙げる。1つ目は守備面だ。

「打球のチェイスも正確ではなく、何より肩が弱い。強肩が求められる右翼はもちろん、中堅も厳しい。今年の日本シリーズで左前打を本塁送球する際、カットマンまでワンバウンドで投げた。ヤクルトは3塁コーチが当然のように本塁突入の姿勢で腕を回していました。完全に舐められていたのだろう」

妻のゆり香さんと(ゆり香さんのインスタより)

 2つ目は、出塁率は高いがそれを生かすための走塁技術があまり高くないこと。

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「今季は一塁からワンヒットで三塁に進むことや、二塁からの生還も少なかった。昔から痛めていた腰の怪我も影響しているのかもしれない」(同前)

 3つ目はその故障の多さ。16年1月に左ふくらはぎの筋膜炎となり、復帰直後に左脇腹の違和感で離脱。翌年は春に急性筋性腰痛に。昨年12月に両足関節鏡視下三角骨摘出手術を受け、今年も5月に左大腿部裏の筋損傷をしている。

“高いレベル”は甘くない。

「彼には大きな欠陥が3つある」メジャー移籍を目指す吉田正尚、スカウトが指摘する不安

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