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TikTokでバズる音楽の法則は「女子高生」?90年代から変わらないヒットの背景

2022/11/30

source : 提携メディア

genre : エンタメ, 映画, 音楽, テレビ・ラジオ, 芸能, アート

 

瑛人「香水」や優里「ドライフラワー」など、動画共有アプリ『TikTok』でのバズからヒット曲が生まれることは、もはや当たり前となった。

2020年のひらめ「ポケットからきゅんです!」は、楽曲だけでなく指でハートを作る「きゅんです」ポーズが幅広い世代に広まり、「きゅん現象」と呼ばれる社会現象になった。

そして今年、男性アイドルグループ・THE SUPER FRUITの「チグハグ」は、TikTokのヒット曲の定番であるダンス動画のほかにも、ユーザーの個人的なクスっと笑えるエピソードトークを披露したあとに“それでは聴いてください、「チグハグ」!”とラジオの曲紹介風の動画をアップすることが流行している。

あるいは、水曜日のカンパネラ「エジソン」も、ユーザーたちが考案した振り付け、替え歌や、日常動画のBGM、MVの脚のダンスを模した動画など、さまざまなかたちで拡散されている。

水曜日のカンパネラ「エジソン」

この3組のアーティストには「株式会社つばさエンタテインメント」に所属しているという共通点がある。

同社は、前身会社では90年代から女子高生を中心としたマーケティングで名を馳せ、2000年代にはシンガーソングライターの川嶋あい、2010年代にはアイドルグループBiSを手がけてヒットを生んだ総合エンタテインメント企業となった。

I WiSH(川嶋あい)「明日への扉」

ヒットを生みつづけている背景にはどんな思想があるのだろうか? 水曜日のカンパネラのマネジメントを手がける福永泰朋氏と、株式会社つばさエンタテインメント代表取締役社長・吉永達世氏に話を聞いた。

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水曜日のカンパネラ「エジソン」がTikTokでヒットした理由

水曜日のカンパネラ「エジソン」も、TikTok上でさまざまな楽しみ方をしているユーザーが目立つ。水曜日のカンパネラは以前から楽曲や世界観だけでなく、その戦略性にも注目が集まっていたが、「エジソン」を作るにあたって“TikTokのヒット”は想定していたのだろうか?