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3位は安達祐実、2位は宮澤エマ 令和版「コメディエンヌランキング」ベスト10、栄えある第1位は…

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令和以降に放送されたドラマで、コメディ演技がひときわ光った女優はだれか。ドラマ偏愛コラムニストの吉田潮さんが選んだ、令和版「コメディエンヌランキング」ベスト10をお届けする――。

写真=iStock.com/Liukov ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Liukov

笑いを届けてくれたコメディエンヌたち10名

ドラマの中で笑いを誘うキャラクターは、男性のほうが脚光を浴びがちだが、女優だって負けていない。鬱屈したコロナ禍でも、ひそかに笑いを届けてくれた女優たちに感謝を込めて、勝手にランキング。

選考基準は、ここ数年のテレビドラマに出演し、コミカルなキャラクターやシーンが秀逸で脳裏に焼き付いたかどうか。順位は超主観的だが、10人挙げてみた。TOP3の前に、10位~4位をご紹介。

失われしヤンキー&スケバン文化を体現した

10位 北香那 小悪魔女子から筋金入りのオタクへ 

ちょい気の強い女子の役が多かったが、「拾われた男」(NHK)で演じたレンタルビデオ店のオタク店員役はそこはかとなくおかしかった。脚本家・荒井晴彦のファンで、ロマンポルノにも精通という役どころ。舌打ちとつぶやきがシニカル、口を開けば一定のトーンでまくしたてるマニアっぽさ、視点の定まらなさと目線の低さで人付き合いが不得手な女子を体現。この役だけでコメディエンヌ新人賞だ。

9位 ファーストサマーウイカ ミス・ヤンキー・オブ・ザ・イヤー 

今年は彼女の飛躍の年。「私(あたい)のエレガンス」(BSテレ東)ではトラック運転手のシングルマザー役で主演、「ナンバMG5」(フジ)でもガラの悪いヤンキー、そして「ファーストペンギン!」(日テレ)では魚市場の仲買人役。2022年はヤンキー系で足場を固めた。メンチと啖呵を切る姿は「失われしヤンキー&スケバン文化」のまごうことなき継承者であり、懐かしさと笑いを誘った。

8位 野呂佳代 全国の病院に必ずひとりはいるよね

ナイトドクター」(フジ)、「ザ・トラベルナース」(テレ朝)で看護師を演じたが、キビキビ動いてパリパリ食べてカラッと愚痴を吐く。全国どこの病院にもいそうな看護師のリアリティーがあった。ナースといえば野呂佳代、と思わせた。逆に、「顔だけ先生」(フジ)では生徒と関係をもつ教師など、シリアスな役も好演。コメディエンヌとしての活躍はもちろん、今後はさらに役の幅が広がりそうな予感。