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体調不良で学業もアイドルも制限「将来への不安があった」

「過去のブログでも《三半規管がちょこっと弱い》などと言及しています。アイドル活動も学業も思うようにいかない状況に歯がゆい思いをしていたでしょうね。ラジオ番組『ローソンpresents 日向坂46のほっとひといき!』(TOKYO FM)では、ステイホーム期間中に歯科助手や薬学検定1級など6種類の資格を、自身がコロナに感染した療養期間にも5種類の資格を取得したなどと発言しています。『勉強が趣味』とも語っているので無理をしていたわけではないと思いますが、将来への不安があったのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)

 しかしそんな苦節の末、彼女の才能と魅力が開花したのが今回のW杯なのだ。ABEMA関係者は、影山をこう絶賛する。

影山(本人のInstagramより)

「サッカー知識豊富で的確なコメント能力に番組スタッフも舌を巻いています。元プロ選手などの解説者も顔負けで、スタッフの中に影山のことを『アイドルだから』と色眼鏡で見ている人はひとりもいませんよ。元々いろいろなサッカー番組に出演、解説していたことから前評判は高かったのですが、その期待はゆうに超えてきましたね」

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スタッフが信頼を寄せる「けた違いの熱心さ」

 サッカー好きタレントやアイドルはほかにもたくさんいる。だが影山は「けた違いの熱心さ」でスタッフから絶大な信頼を寄せられているのだ。

W杯の中継番組への出演を終えた影山 ©文藝春秋 撮影/上田康太郎

「連日各メディアに引っ張りだこでかなりのハードスケジュールだったと思いますが、彼女が手を抜くなんてことは一切ありませんでした。打ち合わせでは、サッカーメモが書き込まれた “影山ノート”をもとに『これを話したいです!』と前のめり。疲れを見せることなく、現場での挨拶もしっかりとしていて、スタッフに深く頭を下げている姿が印象的です。非の打ちどころがない」(同前)

 サッカー日本代表とともに、困難を乗り越え“ジャイアントキリング”を見事果たした影山。今後の活躍が楽しみでならない。