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ネットより街に立つほうが安心で稼げる…25歳・実家暮らしの女性が歌舞伎町で売春を続けるワケ

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genre : ニュース, 社会

日本最大の繁華街・歌舞伎町のはずれにある都立大久保病院の前には、毎夜多くの若い女性が立ち並んでいる。彼女たちはどんな目的でここに立っているのか。ノンフィクションライターの中村淳彦さんがリポートする――。

※本稿は、中村淳彦『歌舞伎町と貧困女子』(宝島社)の一部を再編集したものです。

写真=iStock.com/winhorse ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/winhorse

試しに立ったら、5秒で声がかかった

マスクをとった星野恵梨香は美人だった。

口調や人当たりも明るく、どう眺めても普通の一般的な女の子である。神奈川県で実家暮らしの25歳、仕事は非正規の倉庫作業をしている。2022年7月末から大久保病院前で街娼をしているという。

「キッカケはTOHOシネマズの前に、そういう女のコを探しているオジサンたちがいるって知ったから」

違法行為をしている街娼との会話は苦戦を強いられるが、星野恵梨香は一瞬で事情を察してくれて普通に語ってくる。

「(TOHOシネマズに上る)エスカレーター前に雨宿りできるような所があるじゃないですか。そこに立った。お金が欲しかった。そのときオジサンに声をかけられて、条件いくら? って。今日は時間ないから行けないけど、他にオジサンが集まるスポットがあるって大久保病院前を教えてもらって、連れて行かれた。そしたらホントに女の子がたくさん立っていた。オジサンもいっぱいいた」

星野恵梨香はオジサンに言われたとおり、病院前に試しに立った。中年男性から5秒で声がかかった。2万円という条件を言うと、相手はうなずいたのですぐに近くのラブホテルに行った。それが初めての売春行為だった。

それから時間を見つけては、大久保病院前に行って街娼をするようになった。

「月30万~50万円くらい欲しい」その理由は…

「お金が欲しい理由はホストに行きたいから。シンプルにお金を稼ぎたい。私はそんなにボンと使うタイプじゃなくて、飲むのが好きだから回数会いに行きたい。だから一度に使うのは5万円とか、それくらい。週2回は行きたい。だから月30万~50万円くらい欲しい。そのお金を稼ぐために立っている」

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