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高橋幸宏さん(70)死去 精緻なドラムや作曲でYMOを支え、プロデューサー、ファッションデザイナー、俳優の顔も

source : 提携メディア

genre : エンタメ, 音楽, 社会

 

 一世を風靡(ふうび)したテクノグループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」のドラマーで、ソロでも活躍したミュージシャンの高橋幸宏(たかはし・ゆきひろ)さんが11日午前5時59分、脳腫瘍により併発した誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した。70歳だった。東京都出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻喜代美さん。後日、お別れの会を開く予定という。所属事務所が15日、発表した。

17年ぶりに再結成し、一夜限りのライブを行ったサディスティック・ミカ・バンドで演奏する高橋幸宏さん=2007年3月、東京都渋谷区のNHKホール

 1972年、加藤和彦さん率いる「サディスティック・ミカ・バンド」に参加。78年、細野晴臣さん、坂本龍一さんとYMOを結成し、電子機器を駆使した斬新なサウンドでテクノポップブームを巻き起こした。欧米など海外でも作品のリリースやライブツアーを行い、高く評価された。高橋さんは精緻で巧みなドラム演奏に加え、代表曲「ライディーン」の作曲などでグループを支えた。

演奏を終えたイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の高橋幸宏さん(中央)と坂本龍一さん(左)、細野晴臣さん=2007年7月、京都市(AFP時事)

 作詞作曲のほか、ボーカルもこなし、ソロアーティストとしても人気を博した。鈴木慶一さんと組んだ「THE BEATNIKS」、原田知世さんらとの「pupa(ピューパ)」、小山田圭吾さんらとの「METAFIVE」など、さまざまなバンドやユニットで活動。プロデューサーやファッションデザイナーの顔も持ち、大林宣彦監督の映画「四月の魚」で主演するなど、多方面で才能を発揮した。

 2020年に脳腫瘍の手術を受け、近年は病気療養を続けていた。

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