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「後ろに人がおったやろ?」「え、いませんよ…?」事故物件で遭遇した「作業服の男」はどこに消えたのか

PR提供: ナッシュ株式会社

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 2012年から、テレビ番組の企画で事故物件に住みはじめ、これまでに大阪、千葉、東京、沖縄など16軒の事故物件に住んできた"事故物件住みます芸人"の松原タニシさん。

 松原さんに、事故物件で起きた不可解な現象について話を聞いた。

(この記事はナッシュ株式会社の提供でお送りします。記事の最後に大変お得なクーポンもありますので、ぜひ最後までお読みください)

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 事故物件――過去に事件や事故などで人が亡くなっている、いわくつき物件をそう呼ぶ。“心理的瑕疵アリ”ということで、宅建業者はその事実を買主・借主に告知する必要がある。ただ、告知するか否か、いつまで告知すべきか、その判断基準はこれまで業者によってまちまちだった。

「以前は住人が亡くなったあと、そこに新しい住人が1回でも住めば、告知義務は消えるみたいな慣習がありました。それこそ“事故物件ロンダリング”みたいなことも行われていたんですが、2021年の10月に国交省が発表した新しいガイドラインでは、事案発生から概ね3年間は告知しなければならないということになったんです。それと同時に、自然死や日常生活での不慮の死、たとえば転倒事故や誤嚥については、原則として告知しなくていいということになりました」

 高齢者の一人暮らしの増加や、賃貸物件市場の変化を受けての改正なのだろう。逆に言えば、今後事故物件として告知されるのはいずれも「不自然な死」が発生した物件になるということだ。

 松原さんは一時期は東京、大阪、沖縄で同時に事故物件を借りていたこともあったが、現在は大阪で1カ所のみ。いまの物件で16軒目になる。

 中でも最初に住んだ事故物件では、多くの不気味な出来事に見舞われた。

「あれは…番組の企画で事故物件に住み始めた最初の物件で、後輩の芸人と近くのコンビニに酒のつまみを買い出しに行った帰りのことです」

©iStock.com
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 タニシさんの部屋があるのは、マンションの6階。エレベーターはあるのだが、なんとなく気味が悪いので、二人は階段を上がってきた。

 6階のフロアまでくると、後輩が不思議そうな様子であたりを見回している。

「近くで水が流れる音が聞こえますね。どこからやろ?」

「空耳ちゃうか。そんなもん、聞こえるはずないやろ」

 タニシさんは先に廊下を進んで、自分の部屋の前までたどり着いた。後輩はまだエレベーターのあたりで聞き耳をたてている。

「もうええから。はよ、せいや」

 タニシさんにうながされ、後輩はあたりを気にしながら、薄暗い廊下を歩いてくる。

©iStock.com
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 すると、後輩のそのすぐ後ろに、ニット帽をかぶった作業服姿の男が見えた。後輩の背中にぴったりくっつくかのように立っている。

(……トロトロ歩いてるから、邪魔になってるやん)

 無用な住民トラブルは避けたいところ。

「はよ、はよ」。タニシさんは後輩の腕をつかんで部屋に引っ張り込んだ。

 扉を閉め、玄関で後輩に注意する。

「何してんねん。いま後ろに人がおったやろ」

「えっ? 誰もいませんよ。エレベーターも開きませんでしたよ」

 そういえば、他の入居者が帰宅したら聞こえるはずの、他の部屋でドアが閉まる音もしない。

「バサバサッ」

 とその時、部屋のカーテンが大きく揺れた。まるで風にあおられるように。しかし、窓は閉まったままだった。

「そのマンションでは、過去に凄惨な事件があって、居住者がみんな出て行ってしまったんです。家賃を下げても、新しい入居者は集まらず、結局マンション全体が事故物件扱いになってしまったというめずらしい例なんです」

 タニシさんはそう語った。それ以来作業着姿の男を目にしたことはないという。

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 後輩と買い出しになど行かず、自宅にある料理を食べていれば「不気味な作業服姿の男」を見ることなど、なかったというのに……。

 そんな松原さんにおすすめなのが、いま人気急上昇のナッシュの宅配食。栄養バランスを考えた60種類のメニューのなかから、好きなメニューを選んで注文できる。電子レンジで温めるだけという手軽さも魅力だ。今回は、人気ナンバーワンの定番メニュー「チリハンバーグステーキ」を召し上がっていただいた。

「おおっ、美味しい! ほんま、レストランで食べるあらびきのハンバーグみたいですね。ちょっとピリ辛で、ご飯も進みます。副菜も野菜メインのものが3つ、味がしっかりしていてどれもいいですね」

 松原さんの普段の食生活は事故物件とは関係なく「ひどいもの」だったらしく、自炊も全くしない生活だった。

「自炊どころか、以前は冷蔵庫すら持ってなくて、菓子パンが主食だったときもあるんです。最近は身体のことを考えて、野菜も食べるようにしています。とはいっても、たとえば袋詰めの千切りキャベツを買ってきて、カップ焼きそばに入れて広島風にするとか…(笑)。これだけ手軽に美味しく食べられるなら、ナッシュのほうがぜんぜんいいですね」

 ナッシュは自社専属のシェフ・管理栄養士がメニューを調理・開発しており、そのおいしさは折り紙付き。60種類のメニューは満足感のあるしっかりおかずから、パンケーキなどの朝食メニューまで幅広く、飽きずに楽しめる。10食プランは1食あたり599円(税込)。ナッシュには会員割引制度があり、たくさん購入するとかなりお得に購入できる(※)。コンビニのお弁当と比べても値段は変わらず、健康的。買い出しの後、怪奇現象に遭遇する危険もなさそうだ。(※退会または会員資格を喪失するまで)

「事故物件に住んでみて、目には見えないけど画像にうつりこむオーブ(玉響)だとか、ラップ音だとか、不思議なことはいろいろ体験してきましたが、最近はあまり怖くなくなりました。忌み嫌わず、過剰に悼まず。生きている人も死んでいる人も平等でいいんじゃないかと。他人の死と隣り合わせで生活することで、逆に“生きる”ことを楽しもうって考えるようになってきましたね」

 トマトチリソースのハンバーグをほおばりながら、笑うタニシさん。事故物件での暮らしはまだまだ続いていく。

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 ところで、取材当日、ナッシュのお弁当を電子レンジに入れようとしたところ、松原さんのマネージャーAさんが、そのパッケージを見て声を上げた。

「私もこれ、頼んでます! いろいろメニューもあって、美味しいですよね」

 取材に同行していた出版社の女性Bさんも、驚いている。Bさんは松原さんの人気シリーズ『事故物件怪談 恐い間取り』を編集し、累計33万部に押し上げた敏腕編集者だ。

「私も使ってました。冷凍庫にずらって並んで、今日は何食べようかな、と悩むんですよね…忙しい日も便利で…そっか、今日の撮影は、このお弁当の撮影だったんですね…」

 不思議なことに、偶然現場に居合わせたはずのスタッフ2名が、まったく同じような経験をしていたのだ。ナッシュがそれだけ便利で美味しいということなのか…それとも…。

 

写真:釜谷洋史