文春オンライン

強盗グループ内で襲撃情報を共有か 逮捕された男の携帯電話に狛江市事件の住所や「強盗に入る」趣旨の記録

source : 提携メディア

genre : ニュース, 社会

送検のため警視庁高井戸署を出る永田陸人容疑者=22日午前、東京都杉並区

 東京都狛江市の民家で住人の大塩衣与さん(90)の遺体が見つかった強盗殺人事件で、複数の容疑者が乗ったとみられるレンタカーが19日午後1時ごろ、現場から走り去っていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。

 大塩さんは19日正午ごろに殺害されたとみられており、警視庁調布署捜査本部は、容疑者らが1時間以上、大塩さん宅に滞在していたとみて調べる。

 捜査関係者によると、付近の防犯カメラには同日午後1時ごろ、複数の容疑者が乗ったとみられる白いレンタカーが大塩さん宅から東方向に逃走する様子が映っていた。この車はその後、近くのコインパーキングで乗り捨てられているのが見つかった。

 捜査本部はほかに、事件に使われたとみられる銀色のレンタカーも押収。車2台を調べたところ、それぞれ都内と他県で借りられたもので、うち1台の車内から容疑者の所持品とみられるものも見つかった。

 大塩さんは19日午前11時すぎに外出先から帰宅。一人で家にいたところを襲われたとみられ、午後5時20分ごろ、自宅地下1階で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。家の中は棚が引き出されるなど広範囲に物色されていた。

 一方、警視庁は22日、東京都中野区の住宅で昨年12月に起きた強盗傷害事件で逮捕した職業不詳永田陸人容疑者(21)を送検した。同容疑者から押収した携帯電話には、狛江の事件前日、SNSで事件に絡むやりとりをした形跡が残っていた。

 千葉県大網白里市で12日に起きた強盗傷害事件で逮捕された自衛官の男の携帯電話からも大塩さん宅の住所や「強盗に入る」という趣旨の記録が見つかっており、捜査本部は強盗グループ内で襲撃に関する情報が共有されていた可能性もあるとみて調べている。

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー