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園子温監督の“性加害”を告発した元女優・千葉美裸さんが自殺していた

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〈May her soul rest in peace(彼女の魂が安らかでありますように)〉

 1月26日、元女優・千葉美裸(みら)さん(享年36)への追悼の言葉をツイートしたのは、自らも映画監督からの性被害を告発してきた女優・睡蓮みどり(35)だ。

 愛知県出身の千葉さんは上京後、2008年の映画『花影』でデビュー。14年の映画『夜だからNight, Because』で初主演を果たした。本作は榊英雄氏が監督を務め、公開中止となった『蜜月』と同じ脚本家とカメラマン、港岳彦氏と早坂伸氏のタッグだった。

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映画への楽曲提供なども手掛けていた千葉さん(本人オフィシャルブログより)

「女優業の傍ら、シンガーソングライターやロックバンドのメンバーとしても活動していた。プライベートでは19年に長男を出産。21年7月に『シングルマザーとして愛する息子に安心と安定した環境を与えたい』と芸能界引退を発表していました」(映画誌記者)

「週刊文春」は昨年3月、榊氏による性加害を報道。千葉さんはその直後にブログを更新し、自らも著名な映画プロデューサーから被害に遭っていた経験を打ち明けた。以降もSNSやネット番組に顔出しで出演。被害を発信し続けることで業界の改善を願っていたという。

 さらに、あの有名監督も加害者の一人だと彼女は主張していた。園子温氏(61)。『愛のむきだし』や『ヒミズ』などの作品で、世界的に高い評価を受ける監督だ。

「千葉さんは約10年前に園氏の部屋に連れて行かれ、寝室のベッドに押し倒されてキスをされたり、胸を揉まれたりしたと主張しています。園氏本人のものと思われるLINEのスクリーンショットもツイッターに投稿していた」(同前)