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 WBCとの縁も深い。13年、17年と連続で「侍ジャパン公認サポートキャプテン」として、現場でリポートを行ってきた。別のTBS関係者が明かす。

「今年のWBCでも現場から選手の情報を伝える。試合を中継するTBSとテレ朝で、中居さんが出演するCMも間もなく始まります」

復帰早々働く理由は「金のため」

 現場リポーターとしての仕事は、3月9日の中国戦からスタートする。

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中居が応援する侍ジャパンの栗山英樹監督

「この日はTBSが中継。スタジオMCは近藤夏子アナが務め、中居さんはスポーツ中継に強い石井大裕(ともひろ)アナと東京ドームから現場の様子を伝えます」(同前)

 復帰早々、レギュラー4番組すべてに出演。3月にはWBCがあり、4月から新番組が始まる。一体なぜそんなに働くのか?

「金のため」

 と、語っていたのは中居本人。ジャニーズ事務所から独立した翌月のこと。20年5月22日の『新・日本男児と中居』(日テレ系)で、ゲストに「働くとは何か?」と尋ねられ、真顔でそう答えたのである。

病院では「じっとしていた」という

今まで築き上げた地位を手放さないために

 ただ、「それだけではありません」と、昔から中居を知るテレビ局員は言う。

「トークスキルを最初に見出したのはジャニー喜多川さんでした。中居さんが15、6の頃、光GENJIの前説をさせていた。台本は本番直前にジャニーさんが書き、彼は丸暗記していたそうです。今でも準備不足だと不安になるので、台本はとにかく読み込む。それがあったから、いま司会が出来ている。長く休んで、その地位を手放したくないとの思いもあるのでしょう」

 独立した際、「のんびりやっていこう」と語っていた中居だが、“のんびり”はたった2カ月だった。