今年5月にも新型コロナウイルスは「コロナ2019」と改称され、現状の2類相当から季節性インフルエンザと同等の5類へ引き下げられる。しかしまだウイルス感染の脅威が完全に消え去ったわけではない。「自分の身は自分で守る」そのための最新感染症対策を探った。
“ノーマスク時代”の感染対策
“自衛”のカギは「空間除菌」
5類へ引き下げも、自己責任の負荷は増大!?
約3年続いたコロナ禍も転換期を迎えようとしている。政府は5月8日から新型コロナウイルス感染症を行動制限等のある感染法上の2類から季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げることを決定。マスク着用は個人の判断に委ねるとの方針を示した。これでようやくコロナ禍から解放される、と手放しで喜べる国民はほとんどいないだろう。アメリカでは新たな変異株「XBB.1.5」も発生。日本でも拡大傾向にある。ワクチン接種も含め、これからは“自己責任”でリスクに備えなければならない新たな局面に突入したといえるだろう。

大空間に対応可能で注目! 次亜塩素酸噴霧の除菌効果
今さらだが、ウイルスの感染経路には〈接触感染〉〈飛沫感染〉〈空気感染〉がある。接触感染は手指の消毒、飛沫感染はマスクの着用である程度予防できる。問題は空気感染だ。感染者の咳やくしゃみでしぶき(飛沫)となって排出された病原体が極微細な“飛沫核”となって空間を漂い、それを吸い込むことで感染するものでエアロゾル感染も似たような現象だ。“ノーマスク”時代に突入し、ある意味“無防備”な環境下でいかに感染リスクを回避できるか、カギとなるのは「空間除菌」だ。人が活動する空間そのものから菌やウイルスを除去できればノーマスクでも、安心して生活できる。そこで再び注目を集めているのが次亜塩素酸である。次亜塩素酸は、ウイルスや菌の細胞膜を突破し細胞内部へ侵入して直接菌を無効化する力があり古くから水道水やプールの除菌にも使用されてきた。一時期、空間噴霧が危険との風評もあったが、昨年10月に厚労省も空間噴霧を否定しないとの正式な通達をしている。現在、その特性を活かし、大空間を迅速に除菌する高性能の機器が誕生。また家庭用に安価で備蓄可能な次亜塩素酸水の生成パウダーが開発されコンパクトな噴霧器も発売され話題だ。規制緩和が進む中「自分の身は自分で守らなければならない」状況で「空間除菌」のニーズはますます高まっていくだろう。
ウイルス感染症対策のみならず未知のウイルスに備えるためにも、最新技術搭載の製品に期待したい。
■企画・構成/(株)文化企画 TEL 03(3563)2221代表
※新型コロナウイルス感染症の予防を保証するものではありません。製品使用の際はその安全性情報や使用上の注意事項等を守って適切にご使用ください。
【除菌・空気清浄】
次亜塩素酸水を高濃度でドライミスト化!
浮遊ウイルスや付着カビも素早く除菌
次亜塩素酸水噴霧機 Elimina(エリミーナ)
高い除菌力と安全性を備えた次亜塩素酸水で大空間を除菌できる製品、それが次亜塩素酸水噴霧機「Elimina(エリミーナ)」だ。
高濃度の次亜塩素酸水のドライミスト化に成功。空気中の菌やウイルス(※1)はもとより、付着菌をも除菌する画期的な次亜塩素酸水噴霧機の実力に迫る。

優れた次亜塩素酸水の特性を空間で活かす!
大空間を素早く除菌消臭する独自技術
次亜塩素酸というと危険な印象を抱く人もいるだろう。それは、次亜塩素酸ナトリウムと混同しているからだ。次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性。主に漂白剤などに使用され触れると皮膚にダメージを与える物質。一方、次亜塩素酸水は弱酸性。長期間使用しても人体に影響はなく安全性も高い(※2)。実は昔から水道水やプールの消毒剤として使われその安全性は約100年もの歴史が裏付けるところなのだ。また、他の除菌成分と大きく異なるのは強い除菌力。菌の形成膜を透過し、外部・内部からの酸化作用により菌を破壊して素早く無力化する(※3)。有機物に反応すればすぐに失活するので生体への安全性は高いのだ。この非常に優れた除菌効果を持つ次亜塩素酸水を空間除菌に活用できる製品を開発したのが、創業70年のメカニカルパーツ&システムの専門総合商社 株式会社日伝とその子会社・株式会社空間洗浄Lab.である。7年前から開発に取り組んできた株式会社日伝事業開発部部長の合田英祐氏は語る。


「きっかけは取引先である大手食品工場が抱えていた工場内の浮遊菌やカビを除去したいという課題でした。対策には、除菌成分を噴霧拡散するしかないが、販売されているものは、超音波を掛けると効果が無くなる液剤や、電波法に該当する装置が多く、最適なものは見つかりませんでした。そこで独自構造(特許出願中)を開発。これが安全で除菌効果が高い高濃度の次亜塩素酸水をドライミスト化し最適な噴霧を可能にした『エリミーナ』なのです」
高濃度次亜塩素酸水をドライミスト化
大空間で圧倒的な除菌力とスピードを実現!
「エリミーナ」の最大の特長は、高濃度の次亜塩素酸水をドライミスト化することで大空間での除菌を可能にしたこと。空間に長時間漂わせるには微細化しミスト化しなければならないが、数ppmの低濃度では拡散しているうちに希薄化してカビのような強力な菌に効かなくなる。噴霧量を増やすと湿度が上がり結露を起こす問題があった。そこで「エリミーナ」は、高濃度の次亜塩素酸水の少量噴霧で効果を発揮するようにしたのだ。併せてドライミスト化することで揮発が促進され短時間で大空間に拡散。従来の空気清浄機では対応できなかった離れた空間や隙間の浮遊菌や付着菌までも素早い除菌が可能になった。高性能の機器に対応するため、使用する次亜塩素酸水も食品添加物指定の電解方式で、高純度の原材料と超純水から製造した専用の次亜塩素酸水を開発。実環境で問題となっている各種の菌やウイルスへの有効性や、噴霧を想定した浮遊菌、各種材料上の付着菌への効果は第三者機関で評価 (※4)。結果は次亜塩素酸の権威である三重大学の福﨑智司教授との連名で学会発表もされた。


ユーザーの実情に応え開発された次亜塩素酸水噴霧機「エリミーナ」は改良を重ね業務用でありながらデザイン性も高く軽量コンパクトになった。今後ますます空間そのものを除菌する需要が高まれば、さらにそのフィールドも広がっていくだろう。
※1:一般用語としてのウイルスであり、特定のウイルスを指すものではない。
※2:「Eliminaの高い安全性」参照
※3:「除菌のメカニズムと効果」参照
※4:「実証試験で裏付けられた高性能」参照
『Elimina』製品情報
●外形寸法:幅440mm×奥行380mm×高さ1200mm
●本体重量:約7kg(乾燥重量)/27kg(タンク満水時)
●タンク容量:20L
●霧化量:最大約1L/h(目安)
●主な機能:間欠運転、噴霧量調整、切タイマー、湿度設定、他
※製品使用の際はその安全性情報や使用上の注意事項等を守って適切にご使用ください
〈POINT〉本装置は、電波法における高周波利用設備に該当しないため、設置・移動・撤去等の申請は必要ありません。日本国内でのPSE(電気用品安全法)技術基準に適合しています。
●製品のお問合せは
販売元:株式会社日伝
大阪府大阪市中央区上本町西1-2-16
TEL 06-7637-7000
製造元:株式会社空間洗浄Lab.
大阪府大阪市中央区上本町西1-2-16
TEL 06-7637-7336
https://www.kuukansenjo.jp/

発売以来43年の信頼と実績『スマーティ®』の発汗健康法
炭の遠赤外線温熱健康機器 フジカ・スマーティ®

汗をかくことで健康維持
大切なのは老廃物の“排泄”
“汗をかく”ことは、健康を維持するうえで非常に重要であることは周知の事実。体内の老廃物や余分な水分を汗として体外に排出することで新陳代謝が促進されからだは新しく再生されていく。ただ、汗のかき方によっては逆効果となることもある。運動による発汗は身体的な負荷が高く、相応な運動量が必要なため運動が苦手な人や高齢者にはハードルが高い。また、入浴やサウナによる発汗は、血圧が高めの人には心臓への負担も大きく脱水症状などのリスクもあるのだ。
今回ご紹介する株式会社フジカの「スマーティ」は、誰でも簡単に発汗でき、かつ“汗の質”に着目した発売以来43年のロングセラー製品。特許取得の(※1)炭素遠赤共鳴波により、からだの芯まで熱エネルギーが届き、体内の老廃物を“排泄”。汗腺からの汗ではなく皮脂腺から出る“脂汗”なので汗の排出効果が高いのだ。この独自の共鳴波による「共鳴浴」は長時間微小出力で加温。軽い着衣のままで利用でき、ドーム型の機器の中に入って寝そべるだけなので身体への圧迫がなく頭も外に出ているため呼吸も楽。完全な“無圧布団”として使用できる。またしっかり汗をかきたい人は「発汗浴」もおすすめ。30分程の使用で約500cc~1200㏄(※2)もの大量の発汗があり、老廃物の“排泄”により浄化され心身ともにリフレッシュできる。長年の実証に基づく確かな性能でいまや世界の医療機関や介護施設でも導入されているという「スマーティ」。慢性的な不調に悩む人にこそ注目してもらいたい健康機器なのだ。


※1:ダイオキシン排泄方法で米国特許№6549809号取得済み
※2:発汗量には個人差があります
●製品のお問合せは
株式会社フジカ
東京都文京区湯島3-2-2
0120-01-7161
info@fujika.co.jp
http://www.fujika.co.jp/html/products02_smarty01.html
