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体のカタい人がストレッチをしても逆効果になるだけ…筋肉は「伸ばす」より「ゆるめる」ほうがいい理由

source : 提携メディア

genre : ライフ, ライフスタイル, ヘルス

筋肉が前に寄って固くなると、体を動かすときのブレーキになってしまいます。体が動かしづらくなるので、腕の可動域は狭くなりますし、歩くときに太ももが前に出づらくなります。

体の後ろにしっかりと筋肉が集まっていると、このブレーキが外れて、とても自然体でラクに動けるようになります。もちろん、筋肉が後ろに集まると、ほっそりとしてスリムに見えます。

デスク作業やスマホ操作などの合間に、10秒だけ、背中をゆるめることを考えてください。この10秒が、とても効果的なのです。固くなった背中をゆるめるには、激しく大きな動作ではなく、小刻みで小さな動作が必要です。

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筋肉は、「ゆらす」、「細かく動かす」、「緊張させて解放させる」などの動作でゆるめることができます。例えば、イスに座ったとき、フニャ~ッと背中を丸めます。

すきまの10秒を、筋肉をゆるめる時間にあててほしい

これだけでも「緊張させて解放させる」という動作になります。長時間同じ姿勢でいたり、動かさない状態が続いたりすると筋肉は固くなります。だからこそ、日常のすきまに、10秒だけゆるめることを習慣にしていただきたいと思います。

1日の中で10秒を何度か繰り返してみてください。10秒とはいえ、貴重な時間です。目まぐるしい日常の中ではどうしても優先順位が下がり、忘れてしまいがちです。

そこで、「パソコン作業中に、お茶を飲むタイミングで一緒に行う」「スーパーのレジ待ちの時間で行う」など、マイルールにしてしまうと良いでしょう。

自分が忘れないタイミングで続けられることがポイントです。

犬飼 奈穂(いぬがい・なほ)
ウォーキングコンサルタント
歩き方コーチ。「ORO(オーロ)ウォーキングスタジオ」代表。「オーラをまとう歩き方レッスン」主宰。愛媛県松山市出身。「正しい歩き方」ではなく、「心地よい歩き方」を探求し、これまでに述べ6000人以上に指導し、肩こり・腰痛、猫背、坐骨神経痛など、体が抱える数々の悩みを改善してきた。開催する講座やセミナーは1000回を超える。
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