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駒澤大学陸上部 総監督 大八木 弘明氏、慶應大学院教授 前野 隆司氏、三島食品会長 三島 豊氏登壇

駒澤大学陸上部 総監督 大八木 弘明氏、慶應大学院教授 前野 隆司氏、三島食品会長 三島 豊氏登壇

6月27日(火)「最強のチームビルディング&組織アラインメント」

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◇開催趣旨

本カンファレンスのメインテーマに掲げる「組織アラインメント」とは、それぞれの従業員が持つ、使命や目標のベクトルを合わせて協力体制を構築し、組織全体で企業成長を進め、業績の向上につながるように、従業員の自律を促すことでパフォーマンスを最適化していくことを意味します。

様々な事業部が存在する中、企業組織全体でアラインメントを図るためには、まずどのような組織構造が適しているのかを整理し、リーダーが描くビジョン、企業が目指すパーパス、ミッションをリーダー自らが情熱をもって伝え、ミドルがそのメッセージに呼応し、従業員全体に共通解を育み、共感を醸成していくことで組織カルチャーを最適なものに変化させていくことが求められています。

経済産業省が2020年12月にまとめた「DXレポート2」では、あくまでもデジタルの活用は手段であり、目的は「新しい価値を創造していくこと」そしてそれを実現するためには「企業文化」そのものを変革し、変化に強い組織・風土を作ることが重要であると指摘されており、改めて「チームビルディングや組織アラインメント」に注目する企業も増えています。

そこで本カンファレンスでは、「最強のチームビルディング&組織アラインメント」と題し、新しい企業文化を創り出すための、リーダー像、ミドル層の役割、ボトムアップによる変革に必要な自ら考え実行する従業員の自律について、有識者、実践者の講演などを踏まえながら、組織のあるべき姿を考察します。

≪開催概要≫

日 時  2023年6月27日(火)  13:00~17:00
会 場  オンラインLIVE配信
参加対象 経営者、経営幹部、経営企画、人事、組織開発、デジタル推進
     ならびに各事業部門の部門長など
定 員  800名
参加費  無料(事前登録制)
主 催  株式会社文藝春秋
協 賛  株式会社SmartHR、株式会社リンクアンドモチベーション、
     株式会社レアリゼ

申し込み

13:00~13:50 基調講演
「幸福学の視点から見る、最強の組織論」
~ 現場の自律、組織の成長を促す企業カルチャーとウェルビーイング ~

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科教授
兼 慶應義塾大学 ウェルビーイングリサーチセンター長
前野 隆司氏

1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現在慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼務。博士(工学)。著書に、『ディストピア禍の新・幸福論』(2022年)、『ウェルビーイング』(2022年)、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸せのメカニズム』(2013年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(2004年)など多数。日本機械学会賞(論文)(1999年)、日本ロボット学会論文賞(2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞(2007年)などを受賞。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、イノベーション教育など。


13:50~14:20 課題解決講演①
「1000人の壁」を目前にした組織のこれまでと今
~ SmartHRの実践 ~

株式会社SmartHR
執行役員・VP of Human Resource
薮田 孝仁氏

2006年より株式会社ECナビ(株式会社VOYAGE GROUP)にてWebディレクターとして従事。2008年に株式会社ライブドアに入社し、2011年より人事を担当。2013年LINE株式会社に商号変更を経て、2013年4月より採用、育成、組織活性化を担当する人材支援室の立上げに従事。2018年12月、SmartHRに入社し、2019年1月より現職。採用、人材育成、評価制度、組織改善の分野を担当。


14:20~14:30 休憩


14:30~15:10 特別講演
「楽しい会社」
~ ‟掟破りをしよう” – 新市場を開拓するDNA、従業員自らが考える
  風土づくりの舞台裏 ~

三島食品株式会社
代表取締役会長
三島 豊氏

1954年生まれ。広島県出身。1978年 東京大学大学院金属材料専門課程 修了後、京都セラミック株式会社に入社。 1981年 三島食品株式会社に入社し取締役部長、取締役関東工場長、専務取締役、取締役副社長を経て1992年代表取締役社長に就任。2017年に三島食品株式会社 代表取締役会長に就任。現在に至る。


15:10~15:40 課題解決講演②
6割の課長が悩む
業務過多からの脱却と成果を両立させる
プレイングマネジャーの育成方法

株式会社リンクアンドモチベーション
組織開発本部 企画室 マネジャー
山中 麻衣氏

2009年入社。大手企業向け組織人事コンサルティングを経験した後、ブランド・マーケティングコンサルティング担当として企業の商品サービスのリブランディングに従事。 また、グループ全体の経営企画に携わり、M&Aや経営統合後の子会社の経営管理の体制構築を経験。その後、国内最大級のデータベースを持つ組織改善クラウドサービス「モチベーションクラウド」のマーケティング責任者として、立ち上げ当初からの拡大を牽引。現在は、上記の経験を活かし、新サービスの事業企画、経営企画を担当。


15:40~15:50 休憩


15:50~16:20 課題解決講演③
自律型組織を創る黄金の管理職育成手法 
~自律型組織こそが最強の組織~

株式会社レアリゼ代表取締役
リーダーシップ教育専門家
NPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会理事長
アゴラ・サーバントリーダーシップ・ビジネススクール(ASBS)代表
真田 茂人氏

早稲田大学卒業後、リクルート、外資系金融会社、教育研修会社設立を経て、レアリゼ設立、代表取締役就任。NPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会設立。理事長就任。2021年、アゴラ・サーバントリーダーシップ・ビジネススクール(ASBS)を開校。代表就任。日本を代表する大手企業、医療機関、NPO、地方など様々な分野でのリーダーシップ教育を通じて、この国が再び活力ある状態になるよう活動している。
著書に、『魅力的な組織を創るリーダーのための「自律」と「モチベーション」の教科書』(CEO BOOKS)、『サーバント・リーダーシップ実践講座』(中央経済社) 、『組織づくりの教科書』(監修 起業家大学出版)、『星野リゾートの事業戦略はなぜ社員に支持されるのか』(起業家大学出版)、ほか多数。


16:20~17:00 特別対談
「自分を変え、選手を変え、組織を変える」
~ 必ずできる、もっとできる – メンバーの自律を促す、大八木流リーダーの流儀 ~

©水上俊介
©水上俊介

駒澤大学 陸上部 総監督
大八木 弘明氏

1958年(昭和33年)7月30日生まれ。福島県出身。
中学時代から陸上をはじめ、高校卒業後、実業団の小森印刷(現:小森コーポレーション)へ就職。24歳で駒澤大学夜間部に入学し、箱根駅伝には3度出場。2度区間賞を獲得。大学卒業後は、実業団のヤクルトを経て、1995年の4月より駒澤大学陸上競技部のコーチに就任。以後、箱根駅伝4連覇を含め、数々の大会で優勝を果たし、「平成の常勝軍団」と呼ばれるまでに育て上げる。2004年4月からは監督を務め、2022年度には駒澤大学史上初の3大駅伝3冠を果たし、2023年の3月をもって監督を勇退。2023年の4月より総監督に就任し、陸上競技部の運営や指導者の育成にあたる。コーチ時代も含めての28年間で「大学3大駅伝」で通算27回優勝に導いた。
著者:
『育てて活かして勝つ 常勝軍団はこうして作られた』(コミック出版)
『駅伝・駒澤大はなぜ、あの声でスイッチが入るのか』(ベースボールマガジン社)
『必ずできる、もっとできる。』(青春出版社)

〇聞き手
スポーツジャーナリスト
生島 淳氏

1967年気仙沼生まれ。早大卒。NBAやMLBなど海外ものから、国内のラグビー、駅伝、野球など、全ジャンルでスポーツを追うジャーナリスト。小林信彦とD・ハルバースタムを愛する米国大統領マニアにして、カーリングが趣味(最近は歌舞伎に夢中)。著書に『エディー・ウォーズ』『エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは信じること」』『慶応ラグビー「百年の歓喜」』(文藝春秋)、『大国アメリカはスポーツで動く』(新潮社)、『監督と大学駅伝』(日刊スポーツ出版社)、『気仙沼に消えた姉を追って』(文藝春秋)、『箱根駅伝』『箱根駅伝 新ブランド校の時代』(ともに幻冬舎新書)、『人を育てる箱根駅伝の名言』(ベースボールマガジン社)など。