文春オンライン

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参考までに……と言っても絶対やらないですが、どんなトレーニングをされているのか聞いてみると、

「バーベルやダンベルを担いでスクワットとか。脚の筋肉量は全身の中でも多くを占めるので、稼動させると酸素がかなり使われて苦しいし、乳酸量が増えて気持ち悪いんです。ヒップアップにはかなり有効ですが」

女性としてヒップアップには興味がありますが、ダンベルを担いでとは、リスクがかなり高いです。

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「ダンベルの重さは20キロ×2で40キロです。大腿(だいたい)四頭筋が鍛えられますが、正しいフォームでやらないとぎっくり腰になる危険も」

バーベルやダンベルは持たないまでも、故・森光子さんがスクワットをされて老後も足腰を鍛えていたことを思うと、スクワットはやっておいた方がいいということでしょうか。

テレビなどでスクワットのやり方などを見てちょっとまねしたりするのですが一日で忘れてしまいます……。

筋トレすればGDPが上がる

「老後、筋力の低下で足腰が弱って動けなくなるので、予防するためにもスクワットくらいは続けられる方がいいと思いますね。ふだん運動していないと姿勢や筋膜が固まっているので、ストレッチポールなどに乗ったりして筋膜リリースをしてあげるといいですよ。しっかり日頃から運動していった方が、老後、認知症も防ぎやすいです」

「老後」の話がよく出てくるのは私が年齢感を漂わせているせいでしょうか……。

AKIHITOさんは「筋トレすればGDPが上がります」とまたパワーワード的なことを言い放ちました。

「労働人口が減少し、内需が減って経済が停滞している現状があります。人口減少を防ぐことはできなくても、高齢者の寿命は延びているので、健康寿命を延ばせば良いのです。40代を超えると疾病のリスクが増えてきます。40代50代になる前から運動し、食事の管理をすれば、病気のリスクを下げられて、労働力を担保しやすくなります。70代80代になっても働けるスーパーシニアを増やせばGDPが上がります」