大阪府泉佐野市のアパートの一室で女性が死亡した事件で、逮捕されたこの部屋に住む自称自営業の山中元稀容疑者(22)が「口論になり、十数発殴った」と供述していることが11日、府警への取材で分かった。府警は同日、容疑を傷害から殺人に切り替え、大阪地検堺支部に送検した。
府警泉佐野署によると、女性は職業不詳立花花華さん(18)=同府和泉市黒鳥町=で、9日に死亡が確認された。胸骨が折れるなどし、死因は出血性ショックだった。
山中容疑者は調べに対し、「1カ月ほど前から(立花さんと)付き合い始めた」と供述。「口論になり、相手が刃物を持ち出したので止めようとして殴った」と話しているという。
