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「宝石を見せびらかす女はあさましい」ココ・シャネルが贈られたエメラルドを海に投げ捨て、イミテーション・ジュエリーを作ったワケ

source : 提携メディア

genre : ライフ, ライフスタイル

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この影響力は絶大で、シャネルが企まなくても、本物だからこそ必然的に評価は高まり広がっていく。

シャネル自身はシャネル・スーツにたっぷりと染み込ませ、彼女が近づくとすぐわかると言われるほど愛用していたのだ。

彼女のつくるものは、すべてまずは自分がつくりたいものでしかなかったのだから。

髙野 てるみ(たかの・てるみ)
映画プロデューサー、シネマ・エッセイスト
株式会社ティー・ピー・オー、株式会社巴里映画代表取締役。東京生まれ。美大卒業後、新聞記者を経て、『anan』など女性誌の編集者・ライターに。その後、雑誌・広告の企画制作会社ティー・ピー・オー』、洋画の配給・製作会社『巴里映画』を設立。多くのフランス映画の配給・製作を担う。著書として『ココ・シャネル 女を磨く言葉』『ブリジット・バルドー女を極める60の言葉』『マリリン・モンロー魅せる女の言葉』(いずれもPHP文庫)、『仕事と人生がもっと輝くココ・シャネルの言葉』(イースト・プレス)『恋愛合格! 太宰治のコトバ66』『職業としてのシネマ』(集英社新書)『ココ・シャネルのことばと人生』(監修・ポプラ社)ほか。映画関連の執筆、映画関連の授業・講演活動も行う。「巴里映画GARAGE」でもセミナー、イベントを主宰。
「宝石を見せびらかす女はあさましい」ココ・シャネルが贈られたエメラルドを海に投げ捨て、イミテーション・ジュエリーを作ったワケ

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