〈社会貢献の目的で賛同したいとのお話で、プレスリリースなども社会貢献目的で発信したのに、パンデミックになり収入がゼロになったとのことで「生活ができなくなり苦しんでいる」とスクールへお話に来られ、弁護士の方達が「社会貢献ではなくローンだった、寄付のつもりもない、遅延損害金を払え」と請求してきた、というのが事実です〉
だが、重松氏の代理人は、あらためて以下のように経緯を回答している。
「重松氏は2012年頃、知人からリナ氏を紹介され、当時リナ氏が開設しようとしていたインターナショナルスクールの構想や教育方針の説明を受け、何か子供の教育等に役立つことができればとの思いで、同インターナショナルスクールの運営会社に対し資金を貸し付けました。貸し付けを行ってはおりますが、同社に対する出資はしておらず、同社の経営にも一切関与しておりません。その後、重松氏の同社に対する貸付金は、一部の返済がなされたのみで、相当長期間にわたって返済がなされない状態が継続したため、貸付金の返還を求める訴訟を提起するに至り、勝訴判決を得ましたが、現在に至るまで貸付金の多くは返済されないままとなっております。なお、金額等の詳細につきましては、個人的な貸付けに関する問題であることもあり、コメントは差し控えさせていただきます」
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、リナ氏を巡るトラブルの全容や被害を訴える保護者らの肉声、過去、リナ氏を時代の寵児に押し上げたプラダとの訴訟の詳細などを報じている。

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