文春オンライン

怒られたら「まずは水を飲む」が効果的…自律神経の名医が太鼓判を押す最強メンタルの鉄板ルール

source : 提携メディア

genre : ライフ, ヘルス, 働き方

余裕のある人は10分でも、20分でも散歩できれば最高ですが、階段の上り下りだけでも十分です。

ここでも大事なのは「決まっている」ことです。

「調子が悪くなってきたら、ビルの2階分、階段を上り下りする」と決めておくといいでしょう。

ADVERTISEMENT

決まっているから、無条件にルールに従う。

これが大事なのです。

通勤時にエレベーター、エスカレーターを使わないとか、この箇所だけは階段を使うなど、ルールの決め方は自由で構いません。

ただ「ストレス要因に出合ったとき、自分はこうするんだ」という対応策、反応の仕方が決まっていることはとても重要です。

忙しい時期、あるいはストレスのかかる業務に従事しているときなどには「15時になったら階段を上り下り」とスケジュールに無理矢理組み込むといいでしょう。その時間になったら、強制的に軽い運動をします。

そうやって予定が決まっていれば、否応なしに自律神経が整えられるわけです。

「余計なことを言ってしまった」反省のストレスをなくす方法

もう一つ、私も実践しているオススメのストレス対処法を紹介しておきましょう。

それは「沈黙」です。

会議でも、飲み会でも、友人と会っているときも「余計なことはしゃべらない」と自分でルールを決めてしまうのです。

この「黙っている」と「決まっている」こそ、余計なストレスを軽減させるコツです。

誰にでも経験があると思いますが、人間関係のトラブルのうち半分くらいは「余計なことを言ってしまった」ではないでしょうか。

たとえ、あなたの言ったことが正しかったとしても「あんなこと言うべきではなかった」「相手を傷つけてしまったのではないか」「気分を害したのではないか」と無用なストレス要因を自分から作り出してしまっています。

そんなことなら、最初から黙っているに限ります。

自分がいかに余計なことを言っていたかわかる

実践してみるとわかりますが、「黙っている」とルールにして決めておくと、圧倒的に余計なことを言わなくなります。