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報ステ、コロナ、メイン落ち…元テレ朝アナ・富川悠太(46)の“人生山あり谷あり”《香川照之に代わりトヨタ広報の顔に》

「私、1年弱ですけども、ずっと近くで章男さんを見てきて、すごく高感度センサーを持っている方だと思うんですね。これだ! と思った時にすぐに行動される。そこがトヨタの凄さだって僕は感じているんです」
 

 1月26日、自社のユーチューブ番組「トヨタイムズニュース」の社長交代会見で豊田章男社長(66)をこう持ち上げたのは、元テレビ朝日アナウンサーの富川悠太氏(46)だった。

豊田氏

 トヨタはこの日、佐藤恒治執行役員(53)が4月から社長に昇格、豊田氏は代表権のある会長に就き、内山田竹志会長(76)は退任する人事を発表した。

 日本を代表する企業のトップ交代はメディア間で熾烈な“抜きあい”になるのが通例だが、今回は自社サイトで速報され、詳細はトヨタイムズニュースで、と告知された。

「こんにちは、富川悠太です」

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 こんな一声で始まった緊急生配信。前半では出演した佐藤氏、豊田氏、内山田氏の3名の写真がユーチューブ上に示され、司会として会見を取り仕切った富川氏が「報道関係者の皆様、スクリーンショットなどで保存していただければと思います」「残り10秒です」などと呼びかける場面もあった。

 さらに富川氏が「後継者に決めた決め手は?」「なぜこのタイミングだったのか」と次々と質問。同氏の“代表質問”の後、オンラインで視聴していた多くの記者らの質問に移った。

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