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「馬は子供と同じ存在」北島三郎(86)のスゴすぎる愛馬ビジネス《賞金総額47億円、キタサンブラックの種付料は1頭1000万円》

「北島さんが、所有馬の今後の処遇についてあれこれ頭を悩ませているようです」(競馬関係者)

 

 著名な馬主としても知られている“サブちゃん”こと北島三郎(86)だが……。

 これまで北島の馬は中央競馬だけで2000回以上出走。自身の名前を由来とする「キタサン」を冠した馬の賞金総額は約47億円に上る。中でも代表格が、GⅠレースを7勝したキタサンブラックだ。

「北島さんが北海道の牧場を訪れ、キタサンブラックの目がどうしても気になって購入したという逸話があります。値段は格安の350万円でした」(同前)

2017年秋の天皇賞を制したキタサンブラック ©文藝春秋

 キタサンブラックの総獲得賞金は、ざっとその500倍の約18億8000万円。さらに2017年の引退後は種牡馬として、総額13億5000万円のシンジケートが組まれた。

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「昨年度は種牡馬として177頭の牝馬との交配が行われました。現在キタサンブラック産駒のイクイノックスが有馬記念やドバイの国際競走を制する大活躍で、種牡馬としての価値が高騰しています」(同前)

子供達の活躍に北島は「ウハウハでは」

 キタサンブラックの種付料は1頭当たり1000万円。今年の皐月賞も産駒が制したことから、さらに上昇することが見込まれる。

「北島さんも種牡馬シンジケートの株を保有していると見られ、キタサンブラックの子供達の活躍にウハウハでは」(同前)