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ラッパーとの「50倍格差」「意味深歌詞」も…第1子を出産した大坂なおみは“世界で最も稼ぐ女性アスリート”

〈将来に向けて沢山楽しみな事があります。(略)自分の子供が私の試合を見て、「あれが私のママ」と誰かに言う事です(笑)〉

 

 1月12日に第1子の妊娠を公表したのはテニスプレイヤーの大坂なおみ(25)だ(※その後、7月14日に自身のインスタグラムにて出産を報告した)。

大坂なおみ

「“悪さ”を自慢するラッパーが多い中、非常に知性がある」

 全豪オープンの主催者が、大会直前になっても大坂と連絡が取れないと公表したのは、年明けすぐのこと。後に欠場が発表されたが、その理由が妊娠だったことに、全世界が驚いた。

 お腹の中にいる赤ちゃんの父親は、交際中の米国人ラッパーのコーデー(25)だという。音楽ライターの池城美菜子氏が解説する。

「ソロデビュー作がグラミー賞にノミネートされるほどの実力派。“悪さ”を自慢するラッパーが多い中、彼のラップは非常に知性があり、文学的です」

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 交際が始まったのは19年頃。大坂は18年に全米オープンを制覇しトッププレイヤーとなっていた。

大坂の試合の後のツーショット(コーデーのツイッターより)

 当時のコーデーは人種差別に抗議するBLM(ブラックライブズマター)に参加しており、20年には活動中に逮捕も経験している。

「大坂が20年の全米オープンで警察の人種差別的暴力で亡くなった人々の名前を記したマスクを着けて会場に登場しました。これには彼の影響があったとされます」(スポーツ紙記者)

 この全米ではコロナによる規制が多く大坂は精神的に追い詰められていた。大会中にコーデーに「ひとりで寂しい」と連絡。コーデーは、飛行機に飛び乗りすぐに合流し、期間中、彼女を励まし続けた。結果、同大会2度目の優勝を果たす。

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