【モスクワ・ロイター時事】ベラルーシのルカシェンコ大統領は25日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏に対し、搭乗機の墜落に先立ち「気を付けろ」と警告していたと明らかにした。国営ベルタ通信が伝えた。ワグネルの戦闘員はベラルーシに残るとも語った。
ルカシェンコ氏は、プリゴジン氏らが面会に来た時に警告したと語った。会話の具体的時期は不明。ルカシェンコ氏は、プリゴジン氏が6月に武装反乱を起こした際も、モスクワへの行軍を続ければ「死ぬことになる」と同氏に伝えていた。
墜落へのプーチン氏の関与については、「プーチン氏がやったとは想像できない。あまりに雑でプロの仕事ではない」と否定的見方を示した。
