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《ジュリー氏退任で新社長へ》「触って大きくなったら、『あぁ』と」ジュニアをパンツ1枚で写真撮影…ジャニー喜多川氏“性加害の実態”《全文公開》

 ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去、享年87)の性加害問題を巡り、8月29日、事務所が設置した「再発防止特別チーム」が記者会見を開いた。約3カ月に及ぶ調査の結果、ジャニー氏による性加害があったことを認定。被害者への救済策を打ち出すこと、ガバナンス強化のため藤島ジュリー景子社長(57)の辞任などを提言した。

 ジャニー氏の性加害問題については、とりわけ日本では「週刊文春」が率先して報じてきた。世間の流れを変えるきっかけとなった記事を期間限定で特別に無料公開する。(初出:週刊文春 2023年7月6日号 年齢・肩書きは掲載当時のまま)

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「ユー、ちょっとこっち向いて」

 実は性加害は“行為”だけにとどまらない。

 80年代後半にジュニアとして活動したI氏が語る。

「高3のときに履歴書を持って上京したら、原宿の合宿所でジャニーさんと会うことができました。向かい合って話すのかと思ったら、隣に座ってきて、あれ? と思ったんです」

 食事を出され、シャワーを浴びるように言われて従った。パンツを借りて穿くと、寝室に案内された。

「ユー、ちょっとこっち向いて」

 と言われて、パンツ1枚の姿でポラロイド写真を撮られたのだ。

「この写真は記録として残すのかな、宣材なのかなと思いました。でもパンイチはちょっとおかしいなと。弱みを握られたという気持ちもありました」(I氏)

 

 ジャニー氏の机の上には、複数のポラロイド写真があった。ジャニー氏はタレントを脱がせて写真を撮る趣味があったのだ。I氏が「弱みを握られた」と語るように、リベンジポルノにも繋がりかねない行いだ。

「その後、寝ているときにジャニーさんが入ってきて咥えられました。10代の一番自分に自信がある年頃だったので、へし折られたというか衝撃を受けました。翌日、帰ろうとマンションを出ると、『ユー!』とベランダからジャニーさんに呼び戻されて、1万円を渡されました」(同前)

 やはり80年代後半に入所したJ氏は、中3で口腔性交の被害に遭った。3、4回ほど行為を受け、そのたびに1万円程度を渡された。初めて被害に遭った時のことを彼はこう振り返る。

「呆然というか、何だったんだろうって。合宿所から帰る時、親に言えないなって。親の顔が浮かびました。今も結構夢に見ます。(されていたのに)悪いことしてたのかなって。言わなかったこともそうだし」

 合宿所にある日焼けマシンに全裸で入っていたときには、ジャニー氏がやってきて、マシンの隙間から手を伸ばし、J氏の性器を触ってきたという。

「触って大きくなったら、『あぁ』と、どっかへ行っちゃいました」(同前)

 実は彼もパンツ1枚の写真を撮られたことがある。

「若い子のプロレス番組みたいなのをやりたいんだよね」

 ジャニー氏はそう言うと、リビングでゲームをしているジュニアたちを順番に脱がせ、写真を撮っていった。

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