「体重は一応女性なので控えさせていただきたいと思いますが(笑)。ある程度、体重も戻しつつ、もう少し戻ってもいいかなと。コンディション的にはすごくいい」
8月25日、北京冬季五輪カーリング女子銀メダリストの藤澤五月(32)が今季初戦を迎えた。記者の質問が集中したのは、オフに披露した「ムキムキボディ」のことで……。
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大会の“エンタメ性”に惹かれ、ボディメイクに挑戦
藤澤は今年7月、茨城県水戸市で開かれたボディメイクコンテスト「MOLA CUP」のビキニクラスに初参戦。色白の“氷上のアイドル”姿と打って変わり、鍛え上げられた小麦肌の“肉体美”を披露し、注目を集めた。
大会を主催した「FITNESS WORLD JAPAN」(FWJ)の公式ユーチューブで、藤澤は出場した理由について、元々ボディメイクの動画を見ることが好きで、大会の“エンタメ性”にも惹かれたと明かしている。
「(カーリングでも)海外ではエンタメ性があるんですけど、そういうのもすごくいいなと思った」
「裸で外に出てきているようで…」
今年2月に自らボディビルの女性指導者に連絡を取り、大会に向けてトレーニングを開始。野菜中心の食生活を徹底し、肉体改造に取り組んだ。
突然のチャレンジについて、「ロコ・ソラーレ」のチームメイトには「若干無理を言って『出ていい?』って言って挑戦」したという。
御年90に近い藤澤の祖母が明かす。
「(藤澤がボディビルを始めたことは)全く知らなかったんですよ。親戚から孫が『テレビに映ってるよ』と連絡があって、見てみたらびっくり。私くらいの年齢の人から見たら、ボディビルだか水着モデルだか、よく分からないから、裸で外に出てきているようで、ちょっと恥ずかしかったんですよね」