「カットした髪の毛をマット状にすることで、重油も吸着してくれる!先日のフジロックでも、出た汚水をヘアマットで浄化する取り組みをしていたんだって! 切った髪の毛が生活排水も綺麗にしてくれるなんて😍✨🌊」
大量の髪の毛が織り込まれ、一枚の座布団のようなマットになっていく……そんな短い動画をSNSに投稿したのは、女優の柴咲コウ(42)だ。
“自然派”の意識が高い女優として認識されるようになったきっかけ
「柴咲さんは、廃棄予定の髪の毛を使った水質改善に取り組む環境団体の、ヘアマット作り体験に参加。髪の毛を特殊なマシンに入れ、四角に整形していく過程を動画にしていましたが、大量の髪の毛が織り込まれていく映像にぎょっとしたファンもいたようです。環境問題に熱心なのは理解できますが、ちょっと迷走気味なのではとの声があがった」(スポーツ紙記者)
柴咲で思い出されるのが、2020年の「種苗法」改正時における発言だ。法改正は、国内で開発されたブランド農作物の種や苗を海外へ無断で持ち出すことを禁じることが目的だった。
「もともと環境問題に強い関心を寄せていた柴咲さんは、Twitter(現X)で『種苗法』について触れ、『このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます』などと呼びかけた。賛否両論が寄せられ、ほどなく投稿は削除されましたが、これをきっかけに柴咲は“自然派”の意識が高い女優として認識されるようになった」(同前)
出演するドラマが軒並み高視聴率を記録
柴咲は東京都豊島区出身。14歳の時に池袋を歩いている所をスカウトされ、芸能界入りを果たした。
「1999年のポンズ・ダブルホワイトの『ファンデーションは使ってません』という台詞のCMで脚光を浴び、映画『バトル・ロワイヤル』では殺人鬼の少女役を熱演。キムタクと共演した大ヒットドラマ『GOOD LUCK!!』(TBS系)で女性整備士を演じ、一躍ブレイクした」(芸能記者)
その後も『オレンジデイズ』(TBS系)、『Dr.コトー診療所』(フジテレビ)など出演するドラマが軒並み高視聴率を記録。さらに03年にはRUI名義でリリースした、映画『黄泉がえり』の主題歌「月のしずく」がミリオンヒット。女優業、歌手活動ともに軌道に乗せた。