15年ぶりに再登板していきなり阪神をセ・リーグ首位に押し上げた岡田彰布監督(65)。
「18年間にわたり優勝から遠ざかっていた阪神を立て直した。SNS上ではファンから〈大監督〉と持ち上げられています」(スポーツ紙記者)
そんな岡田監督だが、周囲は“腫れ物”扱いをしているという。筆頭が、日々接する番記者たちだ。
「ご機嫌ななめになるとブチ切れて“取材拒否”。批判的な記事を書けば『俺はしゃべらんよ』とへそを曲げてしまうのです。6月には、自分で『DeNAのイベントが長い』と言ったのに、その発言が報じられると『あの記事から(調子が)おかしくなった』と報道陣に八つ当たりしていた」(スポーツ紙デスク)
さらには、審判団が所属する日本野球機構(NPB)も、岡田監督に遠慮し始めているという。
「8月18日のDeNA戦で、相手内野手が走塁妨害したとして岡田監督が猛抗議。遅延行為として退場処分を受けても仕方がない状況でしたが、審判団は時間ギリギリまで岡田監督を説得した。岡田監督の根に持つ性格は審判団にも知れ渡っており、逆恨みされたら面倒だという意識が働いたのです。試合2日後には杵渕和秀セ・リーグ統括が横浜スタジアムを訪れ、岡田監督に直接、見解を説明しました」(同前)