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文春オンライン、週刊文春の“別班”が総力を結集して謎に迫る『VIVANT』を120%楽しむ!

「実は、二階堂ふみさんはラクダに乗ることを拒んで…」VIVANTモンゴル撮影であった”予想外の出来事”とは

「VIVANT」文春“別班”が本気で追った9つの謎

 小誌8月10日号で、“エロスの女王”杉本彩(55)が絶賛したのは、二階堂ふみ(28)だった。動物愛護活動の先駆者として知られる杉本だが、二階堂もまた、批判を恐れず、その活動に取り組んできた。今作でも――。

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ラクダに乗ることを拒んでいた

 ドラマでは、医師・柚木薫を演じる二階堂。第3話では、乃木、野崎、ドラムらとともにバルカ警察の追手から逃れるため、“死の砂漠”をラクダで横断するシーンが話題を呼んだが、

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「実は、二階堂さんはラクダに乗ることを拒んでいました。現地での撮影は狂犬病のワクチンを打つなど過酷だった。砂漠での長時間に及ぶ撮影は、動物への負担も大きいと考えたのでしょう」(現地関係者)

「アクティビスト」を自称している

 確かに、柚木がラクダに乗っているシーンを振り返ると、顔が認識できない遠目のアングルや、上半身や顔だけを中心にアップにしたアングルが目立つ。

「ただ、ラクダのシーンは不自然ですが、馬にはちゃんと乗っているんですよね……」(TBS関係者)

 一体、どういうことなのか。今作で乗馬指導を担当した田中光法氏が真相を明かす。

「最初は乗馬に対しても罪悪感をお持ちでした。『お腹を蹴ったりするのが、精神的にきついです』と。そこで、彼女と1時間ほど話をしました。実際には、お腹を蹴ったりしなくても馬を動かせる。我々が馬を痛みや恐怖心で支配するのではなく、信頼関係を築くことで調教しているということを説明すると、本人も安心してくれたようです」

 最終的に、乗馬シーンの撮影を快諾したという。