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 ジャーナリストの四竈衛氏が感慨深げに語る。

「一般の人間なら受け入れ難い環境の変化があったにも関わらず、平然とプレーして結果を残している。負けた試合でも会見に応じチームの顔としての自覚も芽生えている。野球選手としてだけでなく1人の人間として大きく成長した。“大人になった”と思います」

 大谷を精神的に支えてきたのが真美子夫人だ。

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今年2月に結婚を発表

「以前より球場に来る頻度は減った。8月末のデコピン始球式では球場のスイートルームから雄姿を見守っていました」(別の記者)

大谷一家を苦しめる“巨大な熊の出現”

 大谷は5月にロサンゼルス市北部に新居を約12億円で購入。地元紙や日本のテレビ局が近隣住民への取材だけでなく、空撮まで敢行し、新居の場所が特定される事態となった。実は大谷一家は別の“敵”にも苦しめられているという。

12億円の新居(不動産サイト『Zillow』より)

「新居がある地域は森に囲まれており、数年前から巨大な熊の出現が後を絶たない。5月にも大谷邸の近くの豪邸に熊が侵入し、冷蔵庫のスイカを食べたりプールで水浴びしていた。真美子夫人がデコピンと気軽に遊んだりできない状況なのです」(不動産関係者)

豪邸で遊ぶクマ(地元TV局『KTLA』より)

 大谷は新居を仲介した不動産業者に問い合わせたが、

「『カリフォルニアの熊は人を襲わない』と呑気な説明を受け、さすがの大谷もムカッとしたといいます。今も新居には住んでおらず球場近くのホテルに滞在している。メディアと熊から家族を守るために売却する可能性もあります」(同前)

 グラウンドの外では“守り”が試されている。