〈ことの真相がいまひとつ不透明であることもあってか、真相究明への期待からか、「文春さん出番です」とのコメントもみられた〉(日刊スポーツ1月31日配信)

 むむ、出番とあらば、謎を解いてみよう!

当選10回で防衛相なども歴任している岩屋毅外相(67)

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数々の憶測が飛び交う、この女性の正体とは?

「デイリー新潮」が1月30日に報じたのが、岩屋毅外相(67)が暮らす議員宿舎の部屋に見知らぬ女性が侵入していた事件だ。報道を受け、岩屋氏は記者団の取材に「何の被害もなく、すぐお帰り頂いた」などと説明。だが、外相宅に不法侵入という深刻さとは裏腹の穏当すぎる対応に、「大臣は親中派だ。中国人だったのではないか」「デリヘル嬢も出入りできる」と揣摩臆測も乱れ飛んでいる。さらには真相究明のため、小誌の出動を求める声まで上がっているようなのだ。

 というわけで、未だ謎多きこの事件。早速、取材に動いてみたところ、思わぬ真相が浮かび上がった。

外務省関係者のように扱われ入った?!

「一部報道では、岩屋氏が訪米から帰国した1月23日に事件が起きたとしていますが、実際には翌24日のことでした。不法侵入したのは、30代と見られる女性です」(捜査関係者)

 24日昼、その女性が最初に訪ねたのは、青山議員宿舎だった。受付の担当者に「私は外務省の職員ですが、大臣の指示で届け物に来ました」と伝えたところ、「大臣は赤坂議員宿舎です」と返されたという。

「続いて女性は24日夕方に、赤坂宿舎を訪ねました。青山宿舎から事前に連絡が入っていたのか、外務省関係者のように扱われた模様です。女性は免許証も提示し、オートロックも通過。受付に部屋番号も教えてもらったようで、そのまま“目的地”に向かっていきました」(宿舎関係者)

相場より格安とされる赤坂議員宿舎

 妻を地元の大分に残し、普段は1人暮らしの岩屋氏。この時は不在にしていたのだが、あろうことか、鍵を閉めずに外出していた。

「女性は夕方5時半頃に部屋に入り、そのまま滞在していた。岩屋氏が帰宅したのは、夜9時頃でした。中に見知らぬ女性がいるのを見て、『何をやっているんだ』と声をかけた。ところが、女性の対応がどうも要領を得ない。暴れるような様子もなかったため、岩屋氏は『出て行って下さい』と静かに追い返し、受付やSPらに連絡をした。警察も防犯カメラを確認し、“犯人”の特定を急いだのです」(前出・捜査関係者)