「昨年3月にはグッチのブランドアンバサダーに就任。12月からは中国の家電企業ハイアールのCMに出演するなど、人気はいまだ根強い。ただ昨年12月に30歳となり、スケーターとしては『おや?』と感じることも増えてきました」(スポーツライター)
結婚と離婚を経た羽生結弦のことである。
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完全予約制の写真集『Tai』を発売
2022年の選手引退後も、フィギュア界ではトップの人気を誇る羽生。3月21日には、完全予約制の写真集『Tai』(朝日新聞出版)が発売される。
「羽生さんは同社の週刊誌『AERA』で何度も表紙を飾ってきました。全て撮影は蜷川実花氏で、写真集も4冊出しています。今度は“ベストオブベスト”と銘打って、写真集に加えて過去のインタビューをまとめた小冊子、カレンダー、撮影の舞台裏を収めたDVDが入ったBOX版となります」(書店関係者)
お値段は何と1万6500円也。この書店関係者が声を潜める。
「初版部数は約7000部とのことです。価格が価格ということもありますが、これまで10万部超えもあった羽生さんの写真集としては、1万部に届いていないのは意外です」
羽生が語る「プロの矜持」とは
やはり現役時代と比べると……ということか。だが、羽生は今もアスリートを自任している。2月に発売されたカルチャー誌『GOETHE』4月号ではこう語った。
「僕がやってきたのはスポーツであるという自負がある。(中略)僕らがもらってきたスポーツの力の感動と、アートの感動をかけ合わせ続けなきゃいけないなというのが今の僕のプロの矜持でしょうか」