〈3月31日をもちまして所属事務所である株式会社ライジングプロ・ホールディングスを退所する事になりました〉
『ちゅらさん』から24年。女優の国仲涼子(45)は大きな決断を下した。
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朝ドラが異例のヒット
沖縄県那覇市出身で、高校生の時に地元のぜんざい屋でアルバイトをしているところをスカウトされ、芸能界入りした国仲。
「当初は別の事務所に所属し、演技レッスンを受けながら深夜番組に出演したが、しばらくしてライジングに移籍。2001年の朝ドラ『ちゅらさん』(NHK)のオーディションで、2084人の応募者の中からヒロインに抜擢されると、天真爛漫な沖縄の少女・恵里を好演。同作はパート4まで作られる異例のヒットとなった」(芸能記者)
出産後は仕事をセーブしていたが
清純派女優としての地位を築いた国仲だが、30代になると、次第にそのイメージから脱却。
「11年の写真集『COLORS』ではシースルーの大胆な衣装を纏い、翌年のドラマ『森村誠一女のサスペンス マリッジ』(フジテレビ系)では初めて悪女を演じ、萩原聖人を相手に濡れ場にも挑戦した」(同前)
私生活では、上地雄輔や関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)の安田章大と浮名を流したが、12年のドラマ『ハングリー!』(フジテレビ系)で共演した向井理と2年の交際を経て結婚。15年に長男、18年に次男を出産した。
「出産後は仕事をセーブしていたが、昨年から本格復帰。『3年C組は不倫してます。』(日本テレビ系)で、10年ぶりに連ドラにレギュラー出演。さらに今年1月には、映画『366日』で12年ぶりにスクリーンに復帰を果たした」(同前)
ライジングを電撃退所
そんな矢先の電撃退所。ライジングといえば、1月末に女優の比嘉愛未が退所したばかり。一体、何が起こっているのか。芸能プロ関係者が語る。
「音楽部門が強かったライジングはコロナ禍の煽りを受け、経営が悪化。ここ数年で何度も社長が入れ替わり、人手不足からマネジメント体制にも綻びが出始めた。女優陣が思うように仕事ができない状況が続く中、国仲も事務所への不信感を募らせ、退所を決意しました」
ホームページの報告文では今後の活動について明言されていないが、国仲の移籍先については、
「向井がデビュー以来所属したホリ・エージェンシーは、今年4月をもってグループの別会社に吸収合併され、消滅。向井は昨年12月に個人事務所で活動していくことを発表していた。夫婦揃って再スタートを切ることになり、“合流説”が噂されている」(スポーツ紙記者)
しかし――。