〈僕の娘へ、ありがとう〉
自身のインスタグラムに英語でそう綴り、長女の誕生を報告したドジャースの大谷翔平(30)。新たな家族が増えた一方で、消えてしまったものが――。
◆◆◆
アメリカの裁判所が、水原被告に言い渡したのは…
現地紙記者が話す。
「今季も打点こそ少ないものの、開幕から順調に本塁打を重ねている。投手と打者の“二刀流復活”に期待が高まっていますが、ロバーツ監督は、10月のポストシーズンにベストコンディションに持っていきたいと考えているようです」
そんな大谷だが、昨季の開幕時に発覚したのが、元通訳・水原一平被告(40)の違法賭博事件だった。
「水原被告は大谷の口座から不正に巨額のカネを引き出していた。今年2月にはアメリカの裁判所が、4年9カ月の拘禁刑と賠償金約26億円の支払いを言い渡しました。出所後、日本へ強制送還されると見られますが、再就職も簡単ではない。現実的には微々たる額しか返ってこないと見られます」(同前)
大手企業との契約をぐんと増やす
しかし、大谷は今、奪われた約26億円を取り戻すかのように、“あるもの”を増やしている。
「スポンサー契約です。ドジャース移籍の影響もありますが、昨季から大手企業との契約がぐんと増えてきました」(代理店関係者)
実際、小誌が調査したところ、昨年4月には伊藤園「お〜いお茶」、7月には住友ゴム工業「DUNLOP」、11月には日清製粉ウェルナ、今年2月にはワコール、ファミリーマート、3月にはセコム……などなど、スポンサー契約が相次いで発表されている。