「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしをモデルにした柳井崇を演じるのは北村匠海(27)だ。今をときめく人気俳優には、あれこれ意外な素顔が……。
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『猫』が運命を変えたが…本人は猫より犬派
8歳でスカウトされ、芸能界入りした北村は2008年、映画『DIVE!!』で俳優デビューした。
「子役時代は、岡田将生ら有名俳優の子供時代を演じることが多かった。“幼少期役のプロ”と呼ばれていました」(芸能記者)
そんな北村を一躍スターダムに押し上げたのが、浜辺美波と共演した17年公開の映画『君の膵臓をたべたい』だった。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、ブレイクを果たす。さらに役者業の傍ら、ダンスロックバンド「DISH//」のボーカル兼ギターとしても知名度を上げていく。
「シンガーソングライターのあいみょんが作詞・作曲を手掛けた『猫』を、一発撮りのパフォーマンスを発信するYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』で披露すると、瞬く間に大ヒットを記録しました。ストリーミングやSNSの総再生回数は10億回を突破。北村自身も『「猫」のおかげで音楽番組に出演できるようになった』と振り返っていました」(音楽関係者)
アーティストとしての運命を変えた『猫』。さぞかし愛猫家かと思いきや、
「いえいえ、北村本人は『猫より犬派』。実家ではミニチュア・シュナウザーを飼っている。ある音楽番組に出演した時は、犬のTシャツを着て『猫』を熱唱していました」(同前)