GW前半に東南アジア外遊へと赴いた石破茂首相(68)。その間、突如として首相のX(旧ツイッター)アカウントが連投したのが、ファーストレディ・佳子夫人(68)の写真だ。
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2人でベトナム・フィリピン外遊
政治部記者の解説。
「4月27日から30日の日程で行われたベトナム・フィリピン外遊は、対中国を念頭に置いた両国との安全保障協力の強化が目的。関税措置でアメリカ離れが進む恐れのある国を、日本が繋ぎ止めるという狙いがある。石破氏自ら岸田文雄前首相に頼み、2人で手分けして東南アジア諸国を回ることになりました」
外遊直前、石破首相は周囲にこう声を弾ませて話していたという。
「ようやくやりたいことができるなあ」
首相周辺が明かす。
「フィリピン沿岸警備隊の大型巡視船の視察は、石破氏たっての希望で日程に組み込まれました。消費減税の是非を巡って頭を悩ませていただけに、得意の安保に絡んだ外遊は良い気分転換になったのでしょう」
石破首相のXで、夫人が大量露出
その解放感の顕れとも取れるのが、突如始まった佳子夫人の大量露出だ。石破首相のXを確認すると、外遊中に投稿された写真のうち実に15枚に夫人の姿が収まっている。中でも物議を醸したのが、ハノイの夜景写真と併せて投稿された一枚。佳子夫人は、蝶や花の絵柄があしらわれた白色のロングドレス姿だ。この投稿に対し、〈首相夫人が着るのには若すぎる〉〈下着を着用していないように見える〉などと否定的なコメントが殺到した。
印象戦略コンサルタントの乳原佳代氏が解説する。
「このワンピースは、主に20代から30代を対象とした衣装ブランド『スナイデル』のものと見受けます。秋篠宮さまの58歳の誕生日に撮影された写真で、佳子さまがお召しになっていたブランドとしても知られます」
ベトナムへの敬意を感じる衣装
なんと、あの若きプリンセスと名前の漢字も同じなら、着ているブランドも同じなのだ。だが、乳原氏はこう続ける。
「若者向けではありますが、エイジレスに着こなされ、衣装からは季節の小さな花々が豊富なベトナムへの敬意を感じました。控えめながらフォーマル丈で、柔らかく女性的。ファーストレディ同士が打ち解けるのに役立ったと思います」
実際、「夫人から話しかけにいく場面が多く、首相よりも場に馴染んでいた」(外務省関係者)と、その効果は覿面だったようだ。